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ゲイがこの夏読みたい本 10冊まとめ

今月、僕はすでに3冊本を読みました。
30過ぎてから読書大好きになった僕がこの夏おすすめ!この夏読みたいゲイ関連の書籍10冊をまとめました!参考にしてもらえると嬉しいです。

怒り(吉田 修一)

映画では妻夫木聡さん、綾野剛さんがゲイを演じたことでかなり話題になりました。しかし、本作は小説版のほうがより細かくゲイについて描かれています。映画を見てよかったと思う人はかならず書籍のほうも読んでもらいたいです。

若い夫婦が自宅で惨殺され、現場には「怒」という血文字が残されていた。犯人は山神一也、二十七歳と判明するが、その行方は杳として知れず捜査は難航していた。そして事件から一年後の夏―。房総の港町で働く槇洋平・愛子親子、大手企業に勤めるゲイの藤田優馬、沖縄の離島で母と暮らす小宮山泉の前に、身元不詳の三人の男が現れた。

「BOOK」データベースより

冴えない僕は、君のヒーロー(太田 愛)

んな僕でも、誰かのヒーローになれる。
まだまだ駆け出しで“ぽっちゃり”な舞台俳優・本次郎は、一人前の役者を目指して日々稽古に励んでいた。
そんなある日、匿名のファンからスイーツの差し入れが届き…?差出人の正体はなんとスイーツ店で本次郎の隠れ大ファン。パティシエの紺之介だった!
はじめてのファンに喜ぶ本次郎。こんな自分にも応援してくれる人がいる。その想いを胸に舞台に臨むが――!?
冴えない俳優とパティシエは支え合い、一緒に歩き出す――。

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ぼくのはじめてゲイ婚活(晴川シンタ, 飯田 ヒロキ)

「人生のパートナーに出会いたい」と、
同性愛者向けパートナーサービスに登録した
ゲイの飯田ヒロキは、"婚活"を始める。

"シャイニーゲイ"や、"意識高い男"etc...
あらゆる男との出会いと別れを繰り返しながら
見つけたものは――…?

成婚したカップルへのインタビューも掲載!
実録!ゲイ&腐オタな飯田ヒロキの同性婚活エッセイ☆

「いい男に出会うぞー!」

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ブロークバック・マウンテン(E・アニー・プルー)

1963年夏、ワイオミング州ブロークバック・マウンテンで出会ったイニスとジャック。野営しながら羊の移動牧畜の仕事をする間の芽生えた親密さは危険な一線を越えた。4年後、互いに募らせた思いは一気に噴出する。タブーを犯した真率な愛は世間や家族の目を逃れた大自然の奥深くに隠れ家を求める他ない。米西部を背景に同性愛の悲劇を描いた2006年ゴールデングローブ賞4部門受賞映画原作。

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いや、目の前にいるやつ、ゲイなんだけどね。 カミングアウトできない男の葛藤日記(ヨハヌン)

ゲイだとバレるのが怖い、普通に結婚して家庭を持ちたい、パートナーとの将来が不安…。家族にも親友にも打ち明けられないゲイとしての自分を身バレ覚悟でさらけ出す、“隠れゲイ”のリアルな思い。

ジェンダーのとびらを開こう~自分らしく生きるために

「自分らしく」生きるための道しるべとなる一冊

家庭や学校など何気ない生活の中で無意識のうちにつくられるジェンダー意識について、身近な例をあげながらわかりやすく解説。

実録 30代のゲイが10年続いた鬱を克服した方法: 食事療法やサプリでは解決できない本当の理由(イソノコウタ)

10年続いた鬱を克服した体験を書籍化することになりました。
鬱は気合や根性といった心の問題として捉えられたり、セロトニン不足といった脳科学の問題だと捉えられがちです。
しかしそういった心の元気がなくなったり体に必要な物質が自ら作られなくなる原因は別の根本的な原因があることをご存知でしょうか?

この本は鬱や自律神経失調症の根本的な原因を解明し、中学生でもわかるような内容に落とし込んでいます。

過去の僕の辛い体験談や写真・図解に加え、年齢・性別問わず誰もが実践できる健康法もお伝えしていますので、ぜひお手に取っていただければ嬉しいです。

ありのままのあなたで大丈夫!: 自分に嘘をつかないと決めたあの日(宮城里沙)

みなさんは同性を好きになったことがありますか?
「自分の性についてなやみがある」
「同性を好きになってしまった」
「本当に好きな人と結婚できてない」
「自分の周りの人が性について悩んでる」
「児童生徒が性について悩んでいる」
「LGBTQについて知識を広げたい」
そんな方々にぜひ読んでもらいたいです。

ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた――あなたがあなたらしくいられるための29問

この本に収録された29の質問は実際にわたしたちが投げかけられてきた問いです。(中略)それぞれの回答においては、「大学生の視点」で答えることを心がけました。専門家が書いた難しい本はたくさんありますが、社会に生きる一般人であり、かつ研究にもほんの少し携わりはじめた大学生という立場をいかしたつもりです。(中略)ここでわたしたちが示した回答は、もちろん、唯一の正解ではありえず、ジェンダーをめぐるさまざまな問題についてみなさんとともに考えることをめざしています。ジェンダーにまつわる制約から解き放たれて自分らしく生きていくために、あなたも一緒に考えてみませんか?

LGBTの不都合な真実 活動家の言葉を100%妄信するマスコミ報道は公共的か(松浦大悟)

性的少数者を表すLGBTに対する差別や権利擁護が社会問題としてマスメディアで大きく報道されるようになった。
しかし、一方で、LGBTに対する無理解や差別が大規模な炎上事件に発展するケースも増えてきている。
社会的な無理解や差別は、当然是正されるべきである。だが、少しでも自分たちと意見の異なる相手に対して「差別主義者」というレッテルを貼り、SNS上で激しく攻撃や罵倒を繰り返す、という状況は生産的ではない。
本書は、自身ゲイであることを公表している元参議院議員の著者が、このような現状を打破し、異なる考えを持つ人々とも対話の回路を確保するために、あえて急進的LGBT活動家が触れたがらない不都合な真実もあぶり出し、保守の立場からの新しいLGBT論を提唱する。


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