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蛋白質の摂りすぎは危険!
◎過剰摂取による影響は?
私達の身体のほとんどは蛋白質でできています。中でも筋肉を作るには筋トレだけでなく蛋白質を食べることは重要であることはほとんどの方が知っていると思います。
だからといって、たくさん摂ればよいというものではありません。蛋白質の極端な過剰摂取にはどのような影響があるのか考えてみましょう。
◎蛋白質と身体の関係
厚生労働省「日本人の食事摂取基準2015」によれば、一日あたりの蛋白質平均必要量は成人男性で50g、成人女性で40gと定義されています。
蛋白質が足りないと、病気になりやすくなる、成長期に十分な成長ができないと言われています。本当でしょうか?
私は反対に過剰な蛋白質摂取は病気になりやすくなると考えています。
◎蛋白質の働き
私たちの身体には約3~10万種の蛋白質があり、身体を動かすことはもちろん、栄養や酸素の運搬や免疫機能を保ち、私たちの身体を守る働きをしています。ほかにも身体の構造・機能の維持や酵素になるものもありその機能はさまざまです。
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筋肉を作る仕組み
身体に蛋白質が十分あると、運動などで筋肉を刺激すると、筋肉の組織に蛋白質が吸収されやすくなり、蛋白質の合成が促進されて筋肉が発達しやすくなります。蛋白質を取り込み筋肉がつくられる作用を「同化作用(アナボリック)」と呼びます。
ジムなどでプロテインを摂るように勧められますが、これはムキムキ筋肉を作るためです。運動せずに蛋白質や焼き肉などのプロテイン(蛋白質)を食べすぎればあっという間に肥満になります。
最近男女ともに「お相撲さんか?」と思うような身体型の人が増えていますが蛋白や油脂の摂りすぎなのです。
怖いぞ、蛋白質を摂りすぎ!
それが病気の根源となり得ます。
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