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2023年を振り返れば

明けましておめでとうございます。
元旦の今日も既に3/4ほど過ぎてますが、昨年を振り返ろうかと思います。
(以下、で・ある調に改めて書きます)



①年を重ねる事の重み

昨年は良くも悪くも、今までに見た事・感じた事のないものを色々と経験した1年だった。
個人的な話だが、12月にちょうど30歳を迎えたのは、大きな出来事の一つだったと思う。私自身、年齢で人間を測れるものではないと考えるところがあるが、自分がいざ「30歳」となった時、その数字にずしっとした重みを感じた。今までの人生を振り返ると、30年間生きられた事が奇跡のように思えたから・・・
しかし、(個人的な感想だが)歳の割に未熟な部分がまだまだ多く、「私30歳になりました!これで一人前です!」と胸を張って言える自信は、正直ない。

②体力づくりは欠かせない

肉体的な部分でも、この「30歳」という年はただの記号じゃ済まされないな、と感じたのも事実。何のことはない、「体力不足」をより実感したのだ。
元々、馬力体質ではなく、バリバリ運動していた訳でもなかったが、学生時代は学校や外部で多少運動していたので、普通に過ごす分には支障を感じなかった。
が、就職活動以降、運動する時間が減った上に、座りっぱなしの時間が増えた。おまけに、今の部署ではほぼ1日中デスクワーク(前の部署では、定期的に立ち仕事や外出があった)、さらにコロナによる外出制限である。年齢を重ねた事もあって、だんだん体力不足を感じるようになった。
そして、とどめは8月のコロナ感染だった。久々の39度台の高熱と、感染~回復に2週間ほどかかったのを経験して、体力づくりは待ったなしの重要事項だと痛感し、昨秋から定期的にジムに通って運動を続けている。フランスの女優、ドミニク・サンダの言葉じゃないが、30歳になったら運動した方がいい、と素直に思うこの頃である。
(しかし、最近の異常な気温差はとても堪える。短期間で10度近く上下したり、外に出られないような酷暑が続くのは本当にツラい。昨年は気温差で生活に支障が出たタイミングも多かったが、今年はどうか…と思いたい)

③仕事や生き方について考える

仕事の面でも、20代の頃との違いを意識するようになった。
20代の頃は上からの指示をこなせればいいが、30代ともなると、+αの部分を自分で考えて説明(あるいは説得)したり、その結果を自分の仕事で示す必要が出てくる。また、自分自身や部署の立ち位置を俯瞰しながら、自分たちの立場に基づいて社内外でやり取りする事も増えてくる。私のように、一つの会社(あるいは一つの部署)にある程度の年数いると、そういう面も増えてくるのではないか、と思う。何にせよ、自分の事をやっているだけではいけないな、というのが、ここ最近強く感じる事である。
(それにしても、出社すると色々降ってきて、自分の仕事に集中しづらい。12月は色々あって出社せざるを得なかったが・・・)

そして(そもそもの話でもあるが)、自分はこれからどう生きるかを、今までより強く思うようになった。
今の会社に入社してそこそこ経つが、今の所で一生働き続ける気持ちは、私にはない。理由は色々あるけど、一番大きいのは「このままだと何も感じずに仕事する人になる」と感じた事かもしれない。
日々、何のために働いてるのか分からなくなっても、なお目の前の仕事をこなす今の状態をずっと続けたら、自分で自分の心を殺した事になる。私はそんな人生無理だ、と気付いたからだ。
じゃあ今後どうするか?具体的なプランはまだこれからだが、考えたり情報を集めているうちに、世の中も選択肢も変わってくるだろう。いづれにしても、(自分で食い扶持を稼ぐ事を前提に)自分の心に正直な道を選びたい。

④仕事も大事、でも自分も大切に

こんな事言えるほど、仕事で結果を残せてる訳ではないが、仕事と休みのバランスを取れないと、生活に影響が出るのは事実だと、改めて感じた。
昨年後半は、仕事が忙しくなってきた上に出張もいくつか入ったりした(そのうちいくつかは、数週間前に決まったのもあった)。出張前に出来るだけ仕事や引き継ぎを終えようと残業したり、出張前の準備等で寝る時間が遅くなる日も増え、心身ともに疲弊してきた。
そうなると、集中力・判断力が落ちて仕事の効率が下がる→残業が増える(年末はただでさえ忙しい…)→夕飯〜寝るまでの時間が遅くなる、と悪循環にはまる。この間の年末はまさにそれを実感しながら、色々とやり残す結果となり、個人的に後味があまり良くなかった。
歳を重ねた事で、仕事や責任が増えたり、疲れが取れにくくなった事も実感し、押し寄せる仕事の仕分けと、帰り時・寝る時を見定める力も大事だと痛感した。
また、昨年末読んだ『「静かな人」の戦略書』で、それまで漠然と感じていた自分と周囲の人との違いに、はっとさせられた。私がこれまで世間に対して感じていた事は、自分が「内向型」な人間だからで、変な事でも何でもないのだと。
(人前で話すのは死ぬほど怖い、大勢人がいる所は苦手、予定が多いと心身共に消耗する等など。読んでてめちゃめちゃ頷けた。)
詳しい感想は別の機会に改めて書く事にするが、この本を通じて知った事は本当に勉強になった。折に触れて読み返し、学んだ事を実践して、自分を労りながら戦略的にやっていきたい。

他にも書きたい事はあるが、今日はここまでにして、挨拶を一言。
今年もどうぞ宜しくお願いします。

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