チームの深部体温がアガる!サウナの概念を覆す、サーマルクライムスタジオ富士での最高の温浴体験
こんにちは!合宿人のNanakaです。先日、合宿人チームで裾野市にある会員制のサウナスタジオ、Thermal Climb Studio Fujiで合宿をして来ました。
Thermal Climb Studioは日本初の「IOTスマートサウナ」を導入。 サウナ、水風呂、音響、照明など、スタジオ全体がIOTで管理された最先端の温浴施設です。
サウナの常識を覆す、ガイド付きの「熱の登山」
近年のサウナブームでは、100度近いアツアツのサウナ室で限界まで我慢をして汗をかき、その後はキンキンに冷えた水風呂にドボン。そしてそのあとの外気浴でゆっくりと「ととのう」といった流れが主流かと思います。
でも、サーマルクライムスタジオはそんな常識を根底から覆す「温浴」施設です。
サーマルクライム(熱の登山)というコンセプトの通り、最初は70度の低温設定のマウンテンサウナからスタートして32度のぬるま湯を挟みながら少しずつ体の深部体温を上げていくプログラムで、冷えた水風呂に入るのは中盤以降になります。
サウナでじんわり温まり、体温に近いぬるま湯浴をした後は、絨毯の上や大きなソファーなど、スタイリッシュなラウンジの好きな場所で好きなだけゆっくりと過ごします。
そして、これも他のサウナとの大きな違い。普通のサウナでは寝転び禁止な所も多いですよね。マウンテンサウナや野外にあるケロサウナでは寝転んで入ることを推奨しています。座る体勢では下半身と上半身に与える温度の影響に差が出てしまうので、寝転ぶことで均等に熱を体に届けるためだとか。
そして最後の〆は最高130度(!)になっていくマウンテンサウナ。
マウンテンサウナの下にはウーファーの利いたスピーカーが設置されていて、リズムの良い音楽とカラフルな照明で視覚・聴覚も刺激しながら最高潮まで上がっていく体温を体感します。
支配人の山田さんのあざやかな手捌きのロウリュの風が当たるたびに、絶叫マシンに乗ったかのような叫び声を上げるメンバーたち。130度という"頂上”に達した感覚は、文字通り登頂をした瞬間でもありますが、フェスで一番の盛り上がりを迎えた時の熱狂の感覚に近いかもしれません。
サウナが苦手でも、サーマルクライムは別格の温浴体験ができる
実は筆者はサウナが苦手です。高温のサウナに5分以上入れたこともなく、水風呂も足の先っぽを一瞬つけるくらいで「全身ドボン」は挑戦したこともなく、正直サウナの良さが解りませんでした。実は今回のサーマルクライムスタジオでも、水風呂はやめておこうかなとひっそり思いながらプログラムに参加をしていたのです。
結果どうなったかというと、サウナには心地よく入れましたし、あっさり水風呂にも入れました(笑)
「入れた」というより、「自然と入ってしまった」という表現が正しいかもしれません。 低温からスタートしたサウナの合間にぬるま湯浴と外気浴を繰り返し、中盤のテルマリウムでのスチームサウナで十分に温まったあとに心臓に遠い部分から水をかけて頂いた後は、あんなに怖かった水風呂にするすると吸い寄せられるように入れたんです。サウナも少しずつ深部体温を上げていった効果で、いつもの「入った瞬間から始まる我慢大会」になることもなく、サウナ室内でもリラックスして過ごすことができました。
人生初の水風呂に10秒ほど入った後の32度のぬるま湯浴をした瞬間の心地よさは忘れません。じんわりと身体の芯が温まったからか、体から余計な力が抜けて、無駄な思考もストップ。 いかに普段体が強張っているか、思考まみれになっているかを体感した瞬間でした。他のメンバーも、「今は何されても絶対怒らない自信があるわ〜。」「世界中の人がこれを体験したら、世界は平和になるよね〜。」なんて口にしながらぬるま湯にぷかぷか浮いていました。
「世界に温浴文化を広めたい」サーマルクライムから発信しつづけるメッセージ
「日本にはこんなに素晴らしいお風呂文化があるのに、ほとんどの日本人が温浴を知らないんです。僕たちはサーマルクライムに訪れ、温浴文化の素晴らしさを分かち合える皆様と一緒にサーマルクライムという黒船に乗って世界にこの温浴文化を広げていきたいと思っています。」
あくなき探求心で世界各国のサウナを取り入れ、独自の温浴文化を発信しつづけるオーナーのバスリエ株式会社代表の松永 武さんとサーマルクライムスタジオの支配人の山田英介さんは、私たちにこのように語ってくださりました。
サーマルクライムスタジオのサウナプログラムは前菜からデザートに至るまで、食事と食事の間にインターバルを挟みながらゆっくりと進んでいくフレンチのフルコースならぬ、温浴のフルコースでした。 サウナが苦手な人はなかなかサウナに足を運ぶことがないと思いますが、サーマルクライムをサウナ施設と表現してしまうにはあまりにも惜しすぎるように思います。実際、筆者はサーマルクライムに行ってからは入浴の仕方が劇的に変わりました。日帰り温泉に訪れた際もぬるめから水温の高い温泉に入るようになり、今までと同じ日帰り温泉でもこんなに体感が違うものかと感動をしています。
これも、
なにより、サウナーの多い合宿人チームの中でサウナが苦手だった私。皆はサウナを気持く体験できていいなあ、とサウナあがりの皆の爽快な様子をうらやましく思っていましたが、これからチームの皆と楽しめる「温浴」という共通体験がひとつ加わったことを心から嬉しく思っています。
経営陣など、少人数のチームであっても皆がサウナ好きとは限りませんが、サーマルクライムであればサウナ好きの方もそうでない方も身体と整える体験をすることができるかと思います。
まとめ:身体の深部体温とチームの深部の熱量を上げ、強くしなやかなチームを創る
この7月で、合宿人が立ち上がってちょうど1年が経ちました。
合宿人は、小さくても、深部体温が高く、メンバー同士のつながりが強固なスモール・ストロング・チームであるという実感、自信を持って活動をしています。
新たなアイデアや、状況を踏まえた戦略、うまくいくこともあれば、そうではないことももちろんありますが、私たちは目の前にある課題で壁に直面したとしてもメンバー同士の人としての繋がりに影響をすることもなく、心を踊らせながら次のアクション、挑戦を創出していくことがとても得意なチームです。
なぜそう思えるのか?答えはシンプルです。私たち合宿人チームは、常に合宿という「チームの深部モメンタム(勢い)を上げる登山」を共にしてきているからです。
私たちは合宿という機会を利用して、それぞれのメンバーの深い部分にある想いを何度も共有してきたからこそ、「根っこが強いんです!」と、胸を張ってこのように言えるのです。
「温浴の素晴らしさを世界に伝えたい。」
日々、サーマルクライムスタジオのビジョンの実現に向けて走り続け、その深い部分にある熱い想いをお話いただいた松永さんと山田さんも、スモール・ストロング・チームそのものでした。
私自身、合宿人としてこの1年間「合宿」という体験の素晴らしさをどのようにしたら言語化できるのだろうかと考え続けてきましたが、体の深部体温が上昇していく体験と、松永さん、山田さんとのご縁を通じ、その答えがようやく見えてきたように思えます。
「合宿は、深部モメンタムの高い、強くてしなやかなチームの起点となる機会である」
と。合宿人では、「熱の登山」という共通体験を通じて、強くしなやかなチームの起点を創る合宿プログラムのご相談も企画しておりますので、ご興味のある方はホームページから直接ご連絡くださいね。
これからも合宿人として、私たちも最高の合宿体験を重ね、この機会の素晴らしさを発信し、素晴らしい合宿を創り続けていきますので、私たちの活動を楽しみにしていてください!