【中学受験】大事な局面で親がやるべき事
光陰矢の如し…早いものでもう夏休みです!
去年の今頃は、いよいよ天王山の夏…
とはいえ、焦るは親ばかりw
息子はのんびりしたものでした。
今の小6のご家庭も同じようなところが多いのでは?!
中学受験を控えたこの時期から、
だんだん大切な選択をするタイミングが増えてきます。
学校別講習をどこにするか?
受験スケジュールをどう組むのか?
前入り前泊をするかしないか?
季節講習を受講するか?
課金して個別や家庭教師を入れるor増やすか?
あぁ~!想像しただけで胃がキリキリします💦
お酒の量が増えたり、胃薬を飲み始めたりは
この頃からだったようなw
我が家の場合は大きい決断を2つしました。
その2つをご紹介します。
①引っ越しする事も想定する
1月受験校は、通学はぎりぎりできなくもない、
もしかしたら無理かも?という学校でした。
なにせまだまだ子供の息子、初めての受験…
当日、緊張のあまり全く力を出しきれない可能性もあります。
コロナも定期的に感染が増え、
しかもインフルエンザも流行るかも?と言われていました。
感染して受験すらできない可能性もあります。
様々な事を想定し、
でもせっかくここまで頑張ったのだから、
親が子に報いるには、何があっても頑張りを形として残してあげる事。
1月校にしか受からず、通ってみて通学が大変なのであれば
引っ越ししてでも通わせようと腹をくくりました。
②1月校で第一志望と同じ偏差値レベルの学校を受験する
ここについては、ギリギリのタイミングで決行しました。
塾の先生は受験させた方がいい、
息子も受験したい、
でも私は反対でした。
ここは第一志望と同じレベルの学校です。
入試問題の難易度もかなり高く、一筋縄ではいきません。
この学校を受験し合格を取りに行くという事は、
その対策に時間を取られ、逆にその間は第一志望対策に時間を使えなくなるという事です。
しかもその間、ライバルたちは第一志望の学校を対策をしているはず…
この学校も第一志望も難易度はほぼ互角なのですから
共倒れの可能性もあるわけです。
何度も話し合い、結果、塾の先生と息子の意見を尊重して
この1月校を受験することにしました。
共倒れになったとしても、
本人がそれでいいのであれば受け入れようと腹をくくりました。
結果はこの1月校は合格、第一志望は不合格でした。
頑張れば通えなくはない距離でしたが、
最終的には息子はこの学校より偏差値が5ポイント近く低い
現在の近くの学校を選択しました。
これも「受験の主人公は息子なのだから」と腹をくくって受け入れました。
まったく後悔はありませんせん。
結局は腹をくくるしかない
これから波のように迫ってくる選択の数々、
自分が思うような方向に進まない事もあります。
意見が分かれる事もあるでしょう。
しかしもうここまで来たら、ひとつひとつ決めた事には
どんな結果も腹をくくり受け入れるしかないのです。
受験の最後に必要なのは「覚悟」、それだけだと感じています。
「先生のおっしゃるとおりにする」
「子供の希望を受け入れる」
そう決めたのも自分です。
誰のせいにもしません。
各々が自分の出した決断による結果を受け入れていく作業を
淡々のこなしていくのみ。
お子さんを信じてあげてほしいと思います。
うちの息子にとっては第一志望に不合格した受験は失敗かもしれない、
ですが
それをどう血肉にするか、
人間的に成長するためどう生かすか、
そっちのほうがもっと大切で、そのサポートを親がすべきだと考えています。
どうか受験生や受験生の親御さんも、必要以上に不安にならず、
ここまで頑張ったのですから
どんな結果だとしても必ず人生のプラスの材料にしよう、と
少しだけ肩の力を抜いて頂ければと思います。