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2024年10月に読んだ本

こんにちは。

1か月飛ばしての今月読んだ本になります。
9月は諸々の事情もあって全然本を読めなかったのでお察し下さい。

というわけで、10月に読んだ本です。




1. 夜空に泳ぐチョコレートグラミー

息苦しくも「ここ」で生きることを選んだ人たちと、様々な理由で「ここ」でないどこかで生きることを選んだ人たちの短編集。

どの話にも何らかの「マイノリティー」を抱えた登場人物が出てくるのが印象的でした。とはいえ、全編「マイノリティー」が故の……ということではなく、描かれている息苦しさ、「ここ」で在ることの辛さというのはもう少し普遍的なものなのかなとも感じました。

中には重い話もあるのですが、「ここ」で生きる人たちにも、「ここ」でないどこかで生きる人たちにも希望を見せてくれる終わり方なので読後感はすっきり目でした。

個人的に最も良かったのは「波間に浮かぶイエロー」。最後のちょっと驚きの展開も含めて一番印象に残りました。


終わりに

ようやく読書する気力も回復してきた中ですが、愛用しているKindle端末の充電の減りが早くなってきていて嫌が応にも寿命を感じさせられる今日この頃です。
買い換えてもいいけどもうしばらくはもって欲しい……。

それではまた。


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