素

「何をもやもやしとるんだね」

「悩んでる時間もったいないよ」

「言い訳したくなる時点で既に気持ち入ってないよね」

「やめとけば？お金と時間の無駄」

「でも一度は志したのだから」

「ここでやめたら格好悪い」

「で、何が残るの？」

「そんなんなくたって生きていけるしさ」

「それより先の準備しなくて大丈夫？」

「やらなあかんこと他にもあるやん」

「本当にやりたいこと？」

「やめていい？後悔せん？」

「気楽に考えようよ。別に死にやしないんだから」

「ぶっちゃけどっちでもいいしな」

「たぶんお金にはならんしな」

「何を大げさな」

「別に誰も知ったこっちゃないわ」

「いやいや結局どうしたいんよ？」

頭の中からザブザブ溢れてくる。

うるせぇなぁ。

開き直り方はもうとっくに覚えたし、
随分生きやすくなったもんだね。

根本的に悩んじゃいない。

でも

こういう行き場のない心の声を無視してはいけない気がして

特定の風向きだけを纏って矢を放ってはいけない気がして

今、こうしてnoteを書いている。

こういうの、こんな安っぽい文章じゃなくて、本当は

なにか別のモノに昇華させてみたい。

2021年あけまして何気に最初の投稿おめでとう。

「素敵」の語源ってなんだろう。

諸説あるけれど（気になる人はググってみてね）

「素」に「敵」うものはない
というのがどい的な素敵。

この感じをね、あえて書きたかったのはね。

これをいつか形にできるぞという確信があるからこそ。

「ナニソレ？」

いやいやうるせぇなぁ。

うるせぇ声に、耳を傾けるところから

たぶん、クリエイティブは、はじまるのだと思う。