普通じゃない幼少期
わたしは物心ついた時といえば
黒ギャルに憧れて幼稚園ではブカブカのルーズソックスを履いて
ワンナイとめちゃイケが毎週の楽しみで
ゴリエちゃんに憧れダンスを始め
父がプレイする龍が如くを隣で純粋に面白いと思いみていて
男子が敵だと思っていた
ぼんやり覚えていることだが、
これらはかなり個性があると自分でも思う
普通、じゃない
なにが普通なのか、は置いといて
私って面白い子だった、みたい。
男子が敵というのは、
男子より女子の方が弱い、みたいなものが嫌だった
今でも覚えてる、小1の夏休み前
花の鉢を持って帰るとき
近所の男子が持ってあげるよって言ってきた
それが無性に腹立たしかった
弱いと思いやがってコノヤロー、と
友人は持ってもらってた、素直で羨ましい
わたしは、いい!と強気に言ってひとりで家まで持って運んだ
このときにはもう捻くれていたのだろうか
同い年の男子には魅力を感じなかった、本当にませている
初恋は美容師のロン毛のおにいさんだった
顔がかっこいいとか、優しいとかではなく
ロン毛が好きだった
ませすぎている
これもまた小1の頃
私の書いた作文がコンクール出場に選ばれた
とはいっても
先生がめちゃくちゃ添削する
わたしの書いた原稿用紙は真っ赤だった
ダンスを習い始め、楽しいと感じたことや
ステージに家族が見にきてくれたことを嬉しく思ったことを書いた
添削され、完成したのは
家族のおかげでできた経験、家族ありがとう
涙な展開で終わる
これ書いてないよな、と思いながら
反抗することも知らず
言われた通りに書き直した
それは金賞を取ってしまった
賞状と大きな拍手を貰った
全然嬉しくなかった
これが小1で体験した大人のエゴによる苦い体験談
絶対に忘れない
散々過去のnoteに書いた
自己肯定感が低いということ
つい最近読んだ本に
それは幼少期の体験が深く関わりがある
だけど育ててくれた人を恨むようには思わないで
と書いてた
振り返るとめちゃくちゃ関係してる
しかも両親ではない誰かによって
恨まないけど、忘れないよ
半分は冗談なのだけど
振り返ること、自分を根本から知ることは
今の自分に必要だと思っている
幼少期からお笑いやヤクザもの、ダンスが好きなのは変わらず、
変わったことは面白みのない普通な人間になってしまったということ
面白い人間になるには猫かぶってはいけない
わたしは現実じゃ何十枚も猫をかぶって人と話している
いい子を演じている、演じなきゃと勝手に自分で思っている
ハメを外さないように、ちゃんとしなきゃ、と
女優です、もはや
noteではそれをしないし
しない自分で入れるのでとても楽です
読んでくれてありがとうございます
おわり