見出し画像

愛の言葉「お前ら」 UNLOCKファイナル円盤感想note

年末に特大のプレゼントが連続している中で、この感想を書いておかないわけにはいきません。Little Glee Monster Live Tour 2024 ”UNLOCK!”のBlu-ray、DVD映像作品が2024年12月18日にリリースされました。

一言で感想を言うなら、

「異様なほどの会場爆上がり感、それはまさにUNLOCK!」

という感じだと思います。

特に「WONDERLAND」〜「MASTERKEY」→アンコール・ダブルアンコールのラストパートは圧巻。見どころであるこの部分にフォーカスして感想noteをお送りします。

今回はあまり分析脳で書いていないので、ただの「大好き」(特にゆみらー的な観点多め)だけ溢れた文章になっています。ご了承ください(笑)

懐かしいX投稿のリンクなども挟んでいるので、読み飛ばしながら、思い出しながら楽しんでいただければと思います。


愛の言葉、「お前ら」

Little Glee Monster公式Youtubeより

日々の嫌なことぉ!
ぜんんんぶっ、ここに置いてけ、お前ら、いいかあああああ!!!!!!

このツアーファイナル、アンコールラスト2曲「SAY!!!〜だからひとりじゃない」冒頭の、結海の煽りパートでの出来事です。

再び映像でこのシーンに出会って、僕は感動しました。
込み上げました。

「おもろ!」でも「かっこよ!」でも「すげー!」でもない
涙が出るような「感動」だったんです。

こんなノリの煽りだから、真面目に書くようなことじゃないかもしれないけど、僕は真面目に書きますよ。だってこれは、単に過激な煽りなんかではない、結海のこだわりや優しさが思いっきり詰まりに詰まったファンに向けての最大の愛の言葉なのだから。

Xで「結海 お前ら」で検索するとたくさんの方のコメントが見られます。2024年7月のライブ当時のコメント、そして今映像を見てのコメント。

ここまですごい”UNLOCKっぷり”、その新鮮さと衝撃と感動で、ライブ直後もXで多くの人がコメントしていたと思います。そしてそれから月日は経って、その時の感動よりも、「お前ら」という少し乱暴でサディスティックな言葉自体のおもしろさが目立ってしまって、僕も含めてちょっと結海のネタになっていたようにも思えます。(それはそれで楽しくてよいと思います。)

でも、映像でこの場面にもう一度出会って、ちゃんともう一度見たら、「お前ら」はもはや煽りというか、愛の言葉だと思いました。僕には「大好きです!!!!!!」と同じように聞こえる。これは真面目に。

あらためて結海の煽り全文をこちらに掲載します。別に前後で何を言っているわけでもないし、文字にすると伝わらないんですが、あの真面目な結海が思いをどんどん開放してくれる様子が感動的です。

ファイナルまだいけますか?
まだいけますかぁぁぁ!
出しきれんのみんなっ!!!
今日で終わりだよっ!!!!!いけんのー!!!!!
いっかーーーーい!
にーかいー!!
さんかーーーい!!!
よーーーんかーーーい!!!!
ぜーーーーーーーいーーーーーーん!!!!!!
おっけーーー!
日々の嫌なこと、全部ここに置いてけ、お前ら、いいかあああああ!!!!
盛り上がっていきましょーーー!!!
SAAAAAAAY!!!

僕はこの映像を見て、Break out of your bubbleの大崎のリリイベを思い出しました。妹組デビュー2周年でもあった素晴らしい記念のあの日。ミニライブで結海はいつものジングルを忘れて会場煽りをいきなり始めてしまいました。

そのときはmiyouにつっこまれて、煽りは一旦ストップ、ジングルで仕切り直して、それはそれで楽しくて(笑)

でも結海は、ミニライブだろうと大きなライブだろうと、「全力で会場が盛り上がってほしい、みんな最高に楽しんでほしい」って思い続けてくれているんだ、と再確認できたのを覚えています。ジングルも忘れるくらい盛り上げるのに必死でいてくれたこと、すごく嬉しかった。

そしてそれはきっと、このUNLOCKファイナルでの会場爆あがり感を体験できたからではないか、とも思うんです。

そもそも煽りが始まる前のSAY!!!のバスドラムが鳴り始めた段階で、会場の盛り上がりはちょっと異様なくらい高い気がします。「Oh! Oh! Oh! Oh!」みたいなノリ(しかも結構多くの人が)、すごいw

ガーデンシアターという会場自体の素晴らしさもあるかもしれません。が、もはや盛り上がれずにはいられないほどのライブの完成度がそうさせているように感じられます。ライブ円盤をいろいろ見てきたつもりですが、今まで見たリトグリライブ映像の中でトップレベルに会場が沸いている感じがしました。

UNLOCKファイナルの後に投稿された結海のInstagramフィード投稿をあらためて見ると、このときの熱さがとても伝わってきます。

今回のツアーはタイトルの意味通り、みんなが、自分自身を開放できるようになるツアーになればいいなという思いで各地でライブをしました!
自分のきもちをすぐにひっこめたり、だからこそ言葉足らずで逆に人を困惑させて傷つけてしまったり。自分の意見や感情を表に出すことをいつのまにかやめてしまった人、多いんじゃないかなと思います。
私も、月日が経つにつれ、気づかぬうちにそう言う部分がふえたなぁと感じていました。でもそれは、昨日のファイナルを迎えて少し変わったように思います!このツアータイトル・メッセージに自分自身も開放させられました!!
昨日はほんとに過去一で感情が表に出たライブで、その時思ったことを、思ったまま言葉にしたり表現したりしました。今までも全力で歌を届けてきたけど、その場でうまれた感情を人に届けるのがこんなに楽しいんだ!って思いました。みんながあったかく見守ってくれているからこそ、気づけました。きっかけをくれてありがとう!

リトグリを好きになって、結海のファンになって、このライブであの煽りを見て、最後の挨拶で感動して、このインスタ投稿を見て。

僕はガオラー、ゆみらーをやめられなくなりました。

「お前ら」前にすでに会場爆上げ200%

Little Glee Monster公式Xアカウントより

たしかに結海の煽りは特別な凄みがありますが、すでに煽りが始まったときには会場は200%の盛り上がりを見せていました。それまでの盛り上がり方、大好きなポイントを書いてみます。

ソロコーナー〜WONDERLAND〜miyouのMC

後半に向けての熱さを帯びてくるのは、ソロコーナー。それぞれが最高のパフォーマンスを見せてバラバラで個性的で。

でもなんといってもmiyouのMan in the mirrorが盛大に終わったあとのWONDERLANDで6人が輪になってスポットライトから登場のところがなんとも感動的でした。「やっぱり6人だわ」と思えたというか。この6人が揃ってグループやってるって、本当に奇跡なんだ、って思いました。

そして、WONDERLANDといえばJourney幕張でかれんが涙のMCをした後の曲。声が震えた最初のワンフレーズが頭にあったから、6人でただ楽しそうに歌っている様子すら尊い、そんなふうに感じさせてくれる場面だったと思います。

そしてmiyouのMC。

楽しんでますか、TOKYOOOOO!!!

からの鳴り止まない拍手。

楽しんでるね、これは。この風は楽しんでる風やな。

というその”風”がすでに伝わってきます。

そして、このあとのFragileやBreak out of your bubbleのリリースにもつながるようなこのMC。全世界に届けたい、この言葉。もしかしたらこの文章をたまたま見てくれる、リトグリファンじゃない方もいるかもしれないので、あえてここは内容を掲載したいと思います。

私たちはね、このUNLOCKというアルバムを出すにあたって、こんな風にそれぞれ自分らしさをみんなに伝えれる衣装だったりとかジャケ写からこういう風に進めてきたんですけど、今日ここに来て、ここまでじゅう・・・ろく・・・なな公演・・・まぁ、やってきて(会場爆笑)、みんなの感情を顔とか声で、私たちはタッチして、感じて、私たちにもいろんな自分がいるってことを知れたツアーでした。もう今日で最後だけど、これからも私達の言いたいこのことは絶対変わらないし、あなたらしくいてくれる、あなたらしい笑顔でいてくれる、泣いてもいいし、怒ってもいいし、それがあなただって、全部言って抱きしめてあげられるあなたでいてほしいなって思います。私たちも絶対そう言いたいし、この6人、見てもらってわかるとおり、バラバラだけど、でもいいんです。バラバラだからいいんです。バラバラの6人だから、一つの歌をみんなに届けたときに、それぞれに届くんだなって、このツアーを通して、ほんとに、ほんとに、思いました。届いてますか?

Little Glee Monster Live tour "UNLOCK" ファイナルMCより

この拍手がもう鳴り止まない!みんな感動しちゃっているのがわかる。素敵。

個人的にここですでに盛り上がり100%に達していたと思います。「リトグリ愛しい」という気持ちがもはやここで最高潮になって、温かい感動が会場を包んでいるのが伝わってきました。

ORIGAMI〜I Promise You

Little Glee Monster公式Youtubeより

ORIGAMIをここで挟んだことも、ガオラーにとってはテンションが上がる場面だったと思います。

このライブが2024年7月6日(土)。ORIGAMIの配信リリースが7月7日(日)であり、ここまでこの曲を聞けたのは7月4日のナイナイミュージック、7月6日(金)の音楽道そしてセミファイナルの3回のみだったかと思います。

まだ曲の細部がよく把握できていなかったけれど、その壮大な和のサウンドの新しさと、その繊細な表現に驚いていました。「後ろに映し出されているのはPVなの!?」という動揺も含めて、会場全体が見入っている、程よい緊張感が伝わってきます。

そしてもはや落ち着く名曲、I Promise You。個人的に「I Promise You 1MIC&1TAKE LIVE」が大好きで何度も聞いていたので、この曲が生で聴ける、というだけでもとても感動でした。


好きだ。

ライブの約2週間前、インスタライブからのXでアンケートがありました。

セミファイナルは2位のI Believeを歌ってくれたので、ファイナルでは「好きだ。」が来る!「いつ来る?いつ来る?」と待っていたら、終盤でついに!

というのが、さらに会場のテンションを上げました。会場の盛り上がりは130%くらいでしょうか。もうなんかこの辺から、会場も通常モードではない気がします。

ツアーライブで6人で、の「好きだ。」は初披露。最高のバンドサウンドとともに最高に楽しいリトグリの名曲がついに完全復活!!!6人がライブ会場であのフリやこのフリをやっている様子含めて、これは最高間違いなしです。幸せすぎる。

今見ても、その”ただ楽しい!”感が最高です。

MASTERKEY

Little Glee Monster公式Youtubeより

YoutubeでもリリースされたUNLOCKファイナルの「MASTERKEY」。もはやこれは名演奏ではないでしょうか。

曲自体、最高に上がるロックナンバーですし、サビで腕を振る会場は波がうねるようです。ロックバンドのライブみたいな盛り上がり方。このとき僕は2階スタンド中央にいましたが、会場全体のガオライトがうねる様に感動していました。

そして最後はハートが降ってきて、会場全体はこれでもかというくらいに最高潮に。これぞまさしく”MASTERKEY”。人それぞれの心にいろんな鍵の形はあるけれど、この会場にいる人みんなの鍵を開けられるたった一つのMASTERKEY”リトグリ”がついに全員の扉を開けてくれたような、そのくらいすごい一体感を感じたのでした。

会場の盛り上がりは160%!!!

Join Us!

このアレンジが好きです。カッコ良すぎます。

細かいこと少しいうと、16ビートをより意識したバンドアレンジになっていて、それを受けてなのかメンバーのノリも最高でかっこいい。これはJoin Us!ベストテイクだと思います。それもあって、アンコール直後から会場はもう一度ぶち上がっていました。

さらに繋げてバンドメンバー紹介。これがまた超かっこいい。ジャズフュージョン系の最強メンバーを配したリトグリバンドは聞き応え満載。

世界はあなたに笑いかけている

結海公式Instagramより

Fanfareファイナルで会場に降りてきたリトグリの6人。6/29にその時のライブ映像のYoutube映像配信があった際、こんなコメントも・・・

そしたら本当に降りてきてくれたセミファイナル。そしてファイナルでもこの最高な盛り上げをやってくれました。

そして、会場みんなでハモって歌うのもそりゃ盛り上がりますね。声を出せば会場は湧きます。そこにリトグリの6人がハモりを被せてくれるんですから、もう気分は最高に決まっていますよね。というのが、もう会場に充満しているのが画面から飛び出してきそうです。

ここで、もうラストスパートの準備は万端。メンバーに褒められた会場は盛り上がり200%ですね!

SAY!!!〜だからひとりじゃない

Little Glee Monster 公式Xより

で、「お前ら」です。もはや1000%くらいの盛り上がりだと思います。公式さんが投稿してくれた会場の様子がこちらでした。

https://x.com/LittleGleeMonst/status/1810158496115228722

今見ても、この一体感はやばい!「SAY!!!」「だからひとりじゃない」で盛り上がらないわけがない!

はじまりのうた

そして、10周年のあのムービーが流れて、6人が出てきて、アサヒが話して。「はじまりのうた」は今でこそ感動できます。(この当時は泣けるほどリトグリを深ぼれていなかったのが悔やまれました。)ただ、ずっと一緒に歩んできたガオラーさんにとっては、このときの感動は言い表せないものなのだろうな、と思います。そういう、僕にもわからない感動があるところが、また素敵で、最高だと思います。

メンバー紹介

かれんの声が震える最後の挨拶。
もう一度妹組に感謝を伝えるMAYUの愛に溢れた言葉。
満面の笑みで幸せを表現するミカ。
ガオラーさんの手を離さないアサヒ。

そして、またしても結海が・・・たぶん、ここはゆみらーじゃない多くの方も涙してしまうシーンではないでしょうか。

そしてmiyouからの温かいハグ。ここでそんなにみんな泣いてたの、当日は気づかなかったですよ。

なんなんでしょうか。この感動のシーンは。10周年ライブそのものでもないのに、ものすごい感動に包まれて、最高のライブだったんだ、とみんなに思わせてくれるシーンです。

そして、最後を締めくくるMAYUの「Little Glee Monsteeeeer!!!!!!!」
MAYUがそう叫んでくれるのが、また泣けてきますね。

リトグリ第2章はさらに高みへ

10/19、10/20のアニバーサリーライブは「UNLOCKセミファイナル・ファイナルの続き」な感じを味わうことができました。

最高のUNLOCKファイナルだったのだから、アニバーサリーは最高に決まっている、と安心して信じさせてくれるくらい、今6人の勢いはノリに乗っていて、実力も抜群。アニバーサリーライブでは妹組からも貫禄のようなものも感じて、本当に自信が表れていると思いました。めちゃくちゃかっこいい!

このUNLOCKファイナルの会場にいれたなんて、そしてその熱気を何回もおかわりできるなんて、もう最高です。

このライブ円盤は一生の宝物として、これからも何度も見ていきたいと思います!

Little Glee Monster 公式Xアカウントより



いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集