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#一冊の本

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これまでの人生の中で 数え切れないほどの書籍に出逢い 先人の知識と経験そして 何よりも普遍的な価値観に触れられた。 そのきっかけはある友人との出会いだった。
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一冊の本#05  親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの? ――人生という「リアルなゲーム」の攻略法

一冊の本#05 親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの? ――人生という「リアルなゲーム」の攻略法

「親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの?――人生という「リアルなゲーム」の攻略法」

橘 玲 著 筑摩書房 刊
2024年11月27日発行

最近、noteに原稿を書き続けることでアウトプットの量は増えているのだが、その分、インプット――つまり“読書”の時間が減っている。旅行の機会が増え、物理的に動いていることも一因だが、「これを読みたい」と思わせる本になかなか出会えていなかった。

そんなと

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一冊の本#04  ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

一冊の本#04 ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

「ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく」堀江貴文 著 ダイヤモンド社 刊
2013年10月31日発行

みなさんは、堀江貴文という人に対してどのような印象を持っているだろうか。

「お金の亡者」とか、「株の操作をして会社を乗っ取ろうとした詐欺師」、はたまた時代の寵児などなど。マスメディアから発信され、その拡散された情報を受けて、イメージが固まってしまったという人がほとんどだろう。

かくい

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一冊の本#03  誤努力 やりたいことの探し方

一冊の本#03 誤努力 やりたいことの探し方

「誤努力 やりたいことの探し方」
中井 淳夫 著 エスシーシー 刊
2016年2月22日発行

9割が「誤努力」で自滅! ?
誤努力の罠に陥らず、あなたの「やりたいこと」でハナヒラク人生を。

この言葉に惹かれて、書店で手に取った書籍だった。人はもちろん、無駄なことをしないで、できるだけショートカットして成功まで辿り着きたいと思うから。

でも、この本は、本当に難解だった。
内容が小難しいと言うわ

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一冊の本#02  文字本

一冊の本#02 文字本

「文字本」
片岡 朗 著  誠文堂新光社 刊
2006年11月1日発行

広大なイメージを伝達する、文字の力。

ときどき、何の目的もなく、ただキレイとか、カッコいいって感じで手にとって、書棚に飾っておきたくなる本というのがある。

それはもはやオブジェであり、内容を理解することで新しい知識を得るとか、変わった方向づけをするとか、書籍に本来、求める役割とは違う。

この本は、たまたま近くの古本売り

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一冊の本#01  山藤章二の顔事典

一冊の本#01 山藤章二の顔事典

「山藤章二の顔事典」山藤章二 著 朝日新聞社 刊
1995年11月1日発行

どうしても紹介したかった本がこれ。

1974年から1995年8月まで、朝日新聞記事に掲載された似顔絵作品をもとに編集構成された山藤章二さんの「顔事典」。

プロゴルファーの青木功さんから、レフ・ワレサ ポーランド元大統領まで、五十音順に配列されており、おまけとして、戦後50年人物史として、マッカーサー元帥からメジャーリ

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一冊の本#00  あくまでも趣味本

一冊の本#00 あくまでも趣味本

これまでの人生の中で
数え切れないほどの書籍に出逢い
先人の知識と経験そして
何よりも普遍的な価値観に触れられた。

そのきっかけはある友人との出会いだった。

大学に入学した私はとにかく浮かれていた。
第一志望の大学だったことや
初めての一人暮らしに
夢と希望で満ち溢れていた。

大学ではプロゼミと言って
選択した語学によって少人数のクラスが
編成されていた。

そのゼミ仲間の一人と下宿が近く

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