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今週拝読した本まとめ・聞き方編(読了時間10分)
古川です。
今週はMacを買い、遂にスタバでどやりながらノートを書けるようになりました。ただ慣れなさエグい。。。
今週は『聞き方』をテーマに拝読しました。まずはこのノートのアジェンダを載せておきます。10分くらいで読める分量です。
▼アジェンダ
1.テーマの選定理由
2.読んだ本の紹介
3.読んでみて思った事
1.テーマの選定理由
まず、私は今人事をしており、何かできないかという事でコーチングを勉強しています。コーチング、本当に面白いので皆様にオススメなのですが、コーチングでは傾聴にフォーカスがされます。以前私はあるコーチから以下のような質問を頂きました。
『あなたは本当に100%の姿勢で人の話を聞いていますか?』
私たちの生活では話を聞く事は日常、常に行っている事です。常に身近にありすぎる行為なので意識を使う事が無くなってしまいます。(これは食べる、歩くなどにも言える事で、慣れというものの怖さを表現したいのですが、長くなり過ぎるため割愛)
という事で私の言いたい事は、みんな人の話を聞いている振り、もしくは聞いていると思い込んでしまっている事が多いという事です。
確かに人の話を聞くときは何を次に話そうかな、何を質問しようかなと自分がすることに考えが行きがちです。
それ自体悪くはありませんが、その境界線をよりくっきり引けると、より人の話も聞けて、面白くなると最近この質問を受けて気がつきました。
その関連で、傾聴とはそもそもどんなものなの?と思ったのがこのテーマを選んだきっかけです。
2.読んだ本の紹介
今週はこの5冊を読みました。一番下のものが一番お勧めです。
『共感力』ハーバード・ビジネス・レビュー編集部
本の概要
世界最古のマネジメント誌であるハーバードビジネスレビューが送る、共感に関しての一冊。
共感力とはどういうものか、身につけることのメリットデメリットが数ある事例を通して紹介されています。
実際にどうすればいいの?と疑問が出てしまうのが難点。
自分的パンチライン
①共感には、他社の視点、感情、自分に求めているものを察知することがある。
②良い傾聴は相手の自己肯定感を高めるようなやり取りを伴う。
③共感しようとする場合、人々がどのように感じているかを想像するよりも、その経験について当人と話した方が良い。
『プロカウンセラーの聞く技術、話す技術』
本の概要
聞き上手話し上手になるための57の極意が詰まった一冊です。
様々な事が記載されていますが、結局は聞いてることをどう態度で、見える形で示せるかが大切ということです。そのための手法がまとまっています。
自分的パンチライン
①話しやすい空間を作ることが大切で、そのためにゆったりとした動作で姿勢を安定させる。
②そうかぁ、そうなんですかと相手が話したことに対してありのままを受け入れることが大切。
③言いづらいことを話させる時は自己開示を行う。
『聞く力』阿川佐和子
本の概要
18年もの長きに渡って総勢900人以上の方にインタビューを行った阿川さんのノウハウが詰まった一冊です。
知ったかぶりをしないなど、常に謙虚でいる姿勢の大切さを痛感させてくれる一冊。
自分的パンチライン
①話を聞いている時に自分で決めつけてはならない。
②会話の面白いところはさりげなく付け加えた形容詞や言葉の最後に挟み込んだ普通名詞などの小さな言葉に隠れていることが多い。
③人の話を聞くときは具体性が大事。
『聞く力こそが最強の武器である』國武大紀
本の概要
元外交官のエグゼクティブコーチが聞く技術を分かりやすくまとめてくれています。
聞く力を高めたことにより実際にどのように変化があったのかがまとまっており、深い理解ができる良書です。
自分的パンチライン
①何を聞くかではなく、どう聞くか。
②もっと聞かせて!は相手に対する好奇心を表すとても効果的な聞き方
③共通点には所有、行動、あり方の3つの切り口がある。
『精神科医が教える聴く技術』高橋和巳
本の概要
圧倒的名著、くらいまくりました。精神科医、医学博士でもある作者が実際に会ったクライアントとのやりとりなどから見つけた法則を教えてくれます。
特に話し手を少しでも楽にするというのが傾聴の本来の役割という定義は、ハッと気づかされるものがあった。
自分的パンチライン
①聴く技術には4つのステップがあり、黙って聴く→賛成して聴く→感情を聴く→葛藤を聴くの4ステップ
②話し手を楽にする聴き方を傾聴と呼び、賛成して聴く、黙って聴く、世界を代表して聴くという三つが大事。
③賛成して聴くとは、賛成と反対の二つの気持ちを同時に持って傾聴すること。
3.読んでみて思ったこと
まずは共通項目として、一旦自分の考えは置き、聞くことに集中するという意識が大切ということです。
なんでも受け止めようという意識で相手の話を聞こうと思いました。
また、受け止め方の部分で、賛成と反対の二つの思いを持ちながら聞くというのは分かりやすく、平等とはこういうことなのかなと痛感しました。
今後とも会話、コニュニケーションは常に起こるものであり、重要性は増していくと思うので、日々の会話から実践すると面白そうだなと思い、実践していきます。
今日から会話の一つ一つが楽しみです。
ご読了いただきありがとうございました。
分かりづらい点などがあれば是非質問してください!