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ヨーロッパ旅行記 #4スペイン(アルテア)編

2週間のヨーロッパ旅行記。高校の友達がヨーロッパまで来てくれて、イタリア→スイスと周って、前回がスペインのバルセロナ編。

↑これの続き


アルテア(Altea)は、スペインのバレンシア州に位置する地中海沿いの町だ。アリカンテ空港からバスで1時間くらいだったと思う。


バルセロナから地獄のような移動(※前記事参照)を経て、たどり着いたのがこの天国。アルテア。
急にすべての嫌なことが吹っ飛んだ。

穏やかな海が目の前に広がっていて、真冬なのに太陽でほんのりあったかい。



とりあえず、朝食。こんっっなおしゃれな店が、特におしゃれ風を気取るでもなく立ち並んでいる。

私がうつした風邪で鼻ずるずるの友達
トマトバゲット


この日は特に予定もなく町をぶらぶらするだけだった。歩きたい道を歩く。

町が全体的に白くて、地中海は穏やかであったかくて本当に最高の雰囲気。世界で一番好きな場所を発見した。


今回は写真が多いと思うけど許してほしい。



町に教会があったので、とりあえず入ってみた。


この町に住んでる人全員入っても余裕ありそうな広さ。上のデッドスペースすごいけど。外観から想像できない豪華絢爛な内装だった。


教会から出て、メインストリートへ向かう。

メインストリート

海岸線にたくさん喫茶店とかあったけど、普段の生活のお店が立ち並んでるのはこの道ぽく感じた。


ここで、たくさんビーズが縫い付けられたポシェットを買った。友達もよく褒めてくれるし超お気に入り。
地中海のセンスも雰囲気も大好きだ。

買ったポシェット



お昼ご飯は海岸線沿いのレストランで、パスタのパエリアを食べた。お米のやつより好きかも。
パエリアは色のわりに味は濃くなくて、海鮮の出汁がよく染みてた。パンチ少なめだから絞ったレモンが丁度いい。


ご飯のあと、疲れた友達をその場に残して海岸線を散歩してみた。こんな写真だけどクリスマス間近の真冬である。地中海最高🍊


散歩から戻ってきて、もう一度町を散策する。
坂もなんかいい感じ。

住みて〜〜
疲れから復活した友達


夕方、スーパーに立ち寄って社会見学。大きすぎるオリーブオイルと生ハムが売られていた。さすがスペイン。


翌日には友達がアリカンテ空港から日本へ帰ってしまうため、アルテアからアリカンテのホテルに向かった。
…のだが、17時に来るはずのバス(高速バス系)が全然来ない。このバスを逃したら残りの交通手段があるのかも分からない状態だったので、だんだんと焦りだした。
日も翳ってきて、ぼちぼち本腰を入れて何かしら動き出さないと、このまま待ってるだけだと本当に路頭に迷うかもしれない、と考え始めてから10分くらいして、ようやくバスが到着した。どれだけ調べてもこのバスが終バスぽくてヒヤヒヤだった。

後日、友達が撮ってくれていた動画を見返すと、この時の私はバスが来た安堵で分かりやすく調子に乗っていて面白かった。


その後、携帯の電池切れやらトラブルが続いて、目の前にホテルはあるのに、入れない&部屋にたどり着けないで2度目の憔悴タイム。
運よく(本当に運でホテルに入れた…)、ようやく部屋にたどり着いたあとは、精神的に疲れすぎて、ホテル近くのマクドナルドで夕飯を食べた。


翌朝、イタリアのローマで合流してから1週間、苦楽を共にした友達とバイバイした。私は引き続き、1週間ほどヨーロッパを転々とする。

空港で友達と別れたあと、バスでバレンシアに向かったんだけど、寂しすぎて全然旅行する気になれなかった。



ここでいったん総括。
これまで外国となんの縁も無く、パスポートすら持ったことなかった私が、ポンペイ遺跡やサグラダ・ファミリアを訪れて、スイスのマッターホルンに登るなんて想像もしてなかった。でも行動に移してみると案外、場面場面はそこまで奇天烈な出来事では無くて、お金さえあれば誰でも出来るんだ、と肩透かしをくらった。


アルテアという暫定世界で1番好きな場所を見つけることが出来たのも良かったし、その感動をその場で共有出来る友達がいたのが特に最高だった。1人だとこうはいかないと思う。ありがたいね!

次回も引き続き、スペイン編(バレンシアやマドリードなど)です。

寂しさを胸にバレンシアに向かう




おわり!

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