ヨーロッパ旅行記 #1イタリア
アイルランドにいる間に、2週間のヨーロッパ旅行に行った話。
最初の1週間は日本から来てくれた友達とイタリア→スイス→スペインを回って、その後はスペイン人の友達と引き続きスペインを観光したあと、1人でベルギー→ドイツ→イギリスを見て回った。
今回はイタリア編です。
ローマに着いて、まず最初にやったことはタクシーの値切りだった。しかもローマで前泊して友達を待つ段取りだったから現地のイタリア人と一対一。
思ってたより空港からホテルが遠く、タクシーに乗る必要が出てきて探していると、タクシー乗り場に着く前に、(私をカモと見なしてそうな)いかにもローマ人ぽいお兄さんに声を掛けられてしまった。そして彼が言うには私の行きたい方向(ホテル)は個人タクシーじゃないと行けないからオレのに乗る必要があるとのこと。
これが日本だったら100%断るんだけど、断ったとて別の胡散臭いローマ人に捕まる気しかしなかったので、5分くらい問答した末、彼のタクシーに乗ることにした。
最初に金額を伝えてくれたんだけどなんとなく高い気がして、相場も知らないまま、このままだとホテルにたどり着けずに野宿する身で、なぜか値切り交渉を始めてしまった。今思えばイカれている。
なんやかんやで€30が€15になったので、ひとまず納得して乗ることにした。
15分くらいでホテルに到着。快適だった!
翌朝、無事友達と合流してローマの街へ繰り出す。
街ブラしながら観光地を回った。トレヴィの泉とパンテオンを見た。たくさんの観光客に囲まれた観光スポットより1本路地に入ったお店や集合住宅の方がローマの雰囲気を味わえた気がする。
お昼にピザを食べたらバチカン市国へ。
バチカン市国は地図でみると狭そうに見えるけど、やっぱり1つの国だし半日で回れる訳がなかった。
置かれてる美術品もさることながら、部屋の装飾や天井の絵画もすごく綺麗で華やかだった。でも広すぎて最後の方はちょっとだれて、作品を見るより出口を探す方がメインになってた。
バチカン市国を出たら、ナポリの空港近くのホテルへバスで移動。
人生で1番怖かったかも。治安的な意味で。
ホテルのレストランで食べたニョッキがすごく美味しかった。
ホテルに向かう道中で、広告とかもなんもない地下道?を通った。見たことない空間過ぎて夢かと思った。
翌朝はホテルの朝食を食べて、ポンペイ遺跡へ出立!
そういえばイタリアのホットチョコレートは、文字通りドロドロに溶かしたチョコレートみたいに濃厚だった。ちなみにアイルランドのは日本と同じくある程度シャバシャバ。
ポンペイ遺跡に到着。
ポンペイ遺跡は、ナポリの近くにある古代ローマの都市の遺跡で、当時起こった火山の噴火で一夜にしてその文化と生活が火山灰や溶岩で埋め尽くされたらしい。
住宅地の他にお寺や劇場、公衆浴場などもあり、それがほぼ当時のまま保存されているロマン溢れる遺跡だった。
区画整理はもちろん、生活排水の水路もきっちり作られていて当時の文明の高さと、それが一夜にして無になってしまった儚さに少しドキドキした。
ポンペイ遺跡の近くのお店で夕飯を食べてナポリでもう1泊。
イタリアはほんとにどこで何食べても美味しかった。あと人がけっこう喋りかけて来ることが多くて、
この店でも親子と英語でギリギリのコミュニケーションをしてた。楽しかった。
次の日にはスイスのチューリッヒに向けて出発!
2日で回るには見る所が多すぎる。次イタリアに行くことがあれば北の方を旅してみたいなあ。
おわり!
↓続き
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