アイルランドの生活 Cork編
アイルランドでの生活について書いていきます。コークでは自炊をしてたから、スーパーとかの食料品や生活用品の話になるかも。
まず、コーク(cork)について。
場所はアイルランドの1番南。
ゴールウェー(西側でダブリンと同緯度のところ)から引っ越してきて、まず暖かいなと感じた。あと、若干太陽の眩しさがマシ。
コークは、首都ダブリンに次ぐ第2の都市ということで、お店もカフェもたくさんあって生活に不便することはなかった。とはいえアイルランドなので、娯楽施設は本当に無い。ボウリング場があったくらいかな。
リー川という大きな川が街のど真ん中に流れていて(ヨーロッパに多い街のレイアウト)、南側がメインの繁華街という感じ。スーパーとかもだいたい南側で、北側にはちょっと洒落たレストランとかカフェがある。
コークは第二の都会と言いながらアイルランドでもかなり訛りが強く、歌うようなイントネーションらしい。そもそも現地の人の英語が聞き取れないのでゴールウェーとの訛りの違いが私には分からなかった。
コークにはイングリッシュマーケットという、有名な市場がある。
野菜、魚、肉、チーズのお店、健康食品や海外の食品などを取り扱うお店、そして食べ歩きが出来るお店が十数店舗あった。
鮮度も値段も他のスーパーと比べてとびきり良い、ということは無かったけど、野菜とか肉を少ない量で買えたから1人で自炊するには便利だった。
スーパーについても紹介します。
Dunnes Stores(ダンズストア)
ダブリン発祥のスーパー。イオンみたいに衣料品や雑貨も売られている。激安ではないが、種類が豊富なのでここに行けばたいてい揃う。プライベートブランドの品質もいい。
Tesco
イギリス発祥のスーパー。食料品でいえばDunnes Stores以上に品揃えが豊富かも。ここも品質が良くて、クラブ会員(無料)になるとめっちゃお得。
Lidl
ドイツ発祥のスーパー。とりあえず安い。食料品に特化してるけど、ワゴンでおもちゃの自転車とかプール売ってたり、ごちゃごちゃしてる。
Aldi
lidlと同じイメージ。こっちもドイツ発祥だったはず。AldiもLidlも街の中心よりは住宅街の近くにある。家族向け?
MARCS & SPENSER
イギリス発祥のスーパー。ここも食料品と衣料品を揃えていて、dunnes storesと似ている。自分的にはこっちのほうが品質が高くて健康にも良さそうに感じた。
アイルランドにある主要なスーパーマーケットを紹介してみたが、そもそもの相場はというと、
商品によるけれど、食品全体を通して日本より安い。パスタ1キロ160円とかそんな感じ。
スーパーの日用品は平均するとだいたい日本の4分の3くらい?ちょっと量多めだけど、1個あたりだとだいぶ安い、みたいな。
自炊は楽しかったけど、ホームステイからうってかわって自分の作るごはんなので、新鮮味やアイルランドらしさはなくなった。調味料が変わるくらい。
ちなむと、コークにもアジアンマーケットは何店舗かあって、どこのブランドかよく分からない納豆とか薄切りの豚肉とかも売ってた。※薄切りの豚肉は恐らくヨーロッパに存在しない。
自炊中はずっとパンを食べていた。パンが好きだから。下の写真の茶色いパンはアイルランドのソーダブレッドと言って、イースト菌を使わないボソボソしたパン。普通のパンも売ってるけどおかずと食べるならソーダブレッドの方が私は好きだった。日本人なのでパンでも三角食べしてました。
これはBootsというドラッグストアの商品棚。日用品はスーパーよりドラッグストアの方が品揃えも多くて良かった。日本と一緒ですね。
シャンプーはたいていココナッツの香りがする。日本に来る外国人観光客がいつもココナッツの香りする理由はこれかも。
あとはColgateという歯磨き粉がよかった。味と磨き心地が。
料理や買い物、散歩といったアナログな行動はとくに困ることがなかったけど、向こうの電気で動く機械については、わりかし苦戦した。なんか認知不可がすごいかかる。
特に洗濯機。
お風呂場で1回手洗いしてみたところ、3日分の洗濯・濯ぎ・脱水を終える頃には手のひらにマメが出来て潰れたので、背に腹は変えられないから頑張って覚えた。
あと、アイルランドにものすごい数あるのが、このCentraというコンビニ。スーパーより高いけど遅くまでやっていて、トイレットペーパーとか日用品も最低限揃っていた。サブウェイのような注文式のサンドウィッチも売ってた気がする。
イギリス英語を使ってるアイルランドでは、アメリカ英語ではCenterなのに対し、Centreと言う風に"er"の部分が"re"に入れ替わる。Centraという名前もそれの名残なんだと思ってる。
向こうで主に使っていたのはバスで、チャージ式のLeap cardという緑のカードだ。コンビニとかでチャージして、乗るときにピッてする。
バスは定刻から2,30分は遅れるものと思っていた方がいい。だから遅刻してもあまり罪悪感も無かったんだけど、語学学校の先生にやんわり指摘された。バスは良くて私はダメなの不公平だろ。
アイルランドのバスは2階建てで、若い人ほど2階に上がっていた。
治安のいいアイルランドでも向かいの座席に足を乗せたりしてるところは日本との違いを感じた。マナーとか以前に、汚いという感覚が無いんだと思う。
さて、だいぶ長尺になってしまったからいったん区切る。まだ喋りたいことはある気がするし第2弾をいつかやるかも?
おわり!