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テクノは刺さる人と刺さらない人ハッキリわかれるよなあ

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先日こんなことがあった。

日本テレビ「午前0時の森」にて、人気DJ TJO氏が、クラブ初心者の劇団ひとりと関ジャニ∞村上に、クラブやダンスミュージックのジャンルや踊り方をレクチャーするといったもの。

テクノがかかる中、TJO氏が非常に的確なテクノの魅力を語るが、村上は首をかしげ、劇団ひとりに至っては「いやーこれ俺全然楽しくないかも」という反応。

まあこれはTV番組だからこういう紹介形式になったのだし、演出も込み込みかもしれんけれども
村上や劇団ひとりの反応は、テクノ好きにとっては非常に見慣れたものだった。

ほんとにほんとに
テクノは刺さる人と刺さらない人
ハッキリわかれるよなあ
とりを


学生時代、洋邦楽ロックのメジャーどころやV系のメジャーどころをそれなりに好きだったけれど、テクノに出会ってしまってからは「ストーン」かっけぇー!これーっ!みたいな衝撃があった。
体に音の粒子がするすると入ってきて、DJによって展開を変えられると自由自在にそれが遊ばれる感覚。

単調な四つ打ちを聴いていると、なんか楽器がどんがらがっしゃんとうるさいミックスなのになぜか「落ち着く」「整う」「正される」って感覚になった。
単調な四つ打ちが流れているフロアに体をぽっと放っておくと、花粉症のように四つ打ち粉が体に蓄積していき、ゲージがたまるとキャー!! と上がって盛り上がりのくしゃみがでるみたいなイメージ(?)。

隠キャの私が仲良くなる子に、クラブ通いが好きなタイプなんていなかったんだけど
反面、私と同じような"新世界への好奇心"や"ジャーナリスト精神"(キリッ)を持ったへんな人たちだったので、テクノっつうのの流れるクラブってぇものに行ってみたい❗️というのでお連れすることがあった。

こんなにも人生の変わるような音楽、気にいるでしょう!!!と思いきや、
なんだかへとへとな様子で壁にもたれている。
ひたすら数時間同じかんじの機械音が流れる、暗くてうるさい人混み…
音楽好きであっても、テクノが刺さらない人からしてみれば、テクノのクラブの印象なんてこんなものなのだ。

それからも、たまに「テクノのクラブに連れてって」と言われることがあったんだけど
「でも、たぶんテクノが好きじゃないと楽しくないと思うよx_x」と伝えても、経験として行ってみたいというので連れて行くも、やっぱり反応は1人目と同じ。
私はもう、頼まれても初心者テクノツアーをやめた。相手を疲れさせて一晩潰してしまうのが申し訳ないからだ。

テクノは、客観的に見ると確かに"単調な機械音がずっと流れているだけ"かもしれない。
クラブミュージックのなかで、盛り上がりどころがわかりやすいEDMや、メロディが多彩で聴いてて心地良いハウス、お構いなしに細胞アゲていきますよ〜みたいなトランスとかに対して、
テクノは「聞きたきゃ聞け。わからなきゃ帰れ。🕶と突き放すようなかんじがする。

だからなんだって結論は考えてなかったんだけど
テクノ好きになってから思うことは
「テクノは好きになってもらうものではない」「テクノは刺さる人にはとっくに刺さっている」ってこと

とりわけ電子音好きじゃない人に、テクノの布教は"""不可能"""😱

クラブミュージック好きでない人と音楽の話をする場面に遭遇したときは「小室哲哉やPefumeが好きです」と言っている。
テクノなんて言って通ぶってる感を感じられたくないので…

テクノは人を選ぶとわかるので、私は「テクノ好きだから布教したい💕」とまったく思わない。
テクノ好きの芽のある人や既にテクノ好きな人とは共有したいけど、
テクノを好きになるかならないかは生まれ持ったなんかの問題な気がする

あともぉー少し書くと
私は集団行動がまるでダメなので、"一緒に盛り上がる"ってのが苦手で
家で聴いてる時は好きだったEDMも、クラブで全員で同じところで上がるのはげんなりしたし
大好きだったはずのPerfumeも、ライブで「右手あげて〜♪」みたいなお遊戯会をされるともう嫌になってしまった。

その点テクノは、まあ"ここが盛り上がりどころですよ"ってのは同じように用意されてるものが多いけど、基本的には自由で
クラブに行っても"そこ?"ってところで花粉症粉ゲージ的なものが貯まってヒョー!! と叫んでる人なんかがいる
その、盛り上がりお遊戯会をさせられない自由度も好きかもしれない

と、音楽知識なんにもない性器が感覚だけで書いてみたので、本業の人や知識のある人は「んなことねえよwww」と思う部分があるかもだけど、すマンコ🌹

ありがとう!ウサギがあなたの靴をなめるよ