息子の話をします。 こういう話を赤裸々に綴るのは諸刃の剣というか、誰かにとっては目障りであり、また誰かにとっては藁をもつかむような、そのひと筋の藁になったりもすると思うのですが。可能であれば後者になれば良いな、と、思いつつこれを書きます。 ◆ 私には4歳になる息子が居ます。 生後半年ばかりから、夜驚症かと思うほど激しい夜泣きに三年以上ずっと毎晩悩まされ、多動的な特性――集中できず常に走り回り、動き、手を繋ぐこともままならならず、わたしの声は彼の耳には届かないと
写真は、タオルしゃぶりをやめられなかった頃の長男のすがたです。好きだったなぁ、このピンク色のタオル。 さて、「男の子だけどピンク」問題。 もうさんざ、何十回何百回何千回と議論されて来たであろうジェンダー論なんだけれど、別に男の子が淡いピンク色の可愛らしい服を着たって良いし、女の子だけど黒のランドセル背負ったってシックで良いと思う。 本人がその色が良いと思って、ちいさなその身体のでっかい頭でたくさん考えた末に「これが良い!!!」と思ったんだから、それで間違いは無いと
2歳3ヶ月になる次男が、今日初めてひとりでブランコに乗った。 あんなに怖がっていたのに。 あれほど嫌がっていたのに。 ついに、ひとりで「出来るように」なったのだ。 ◆ “石橋を叩いて叩いて叩き割る”タイプの臆病な長男と一緒で、次男もたいそう慎重な性格で、これまでブランコには縁がなかった。 日本全国のブランコ職人の皆々様には申し訳ないくらい、うちの兄弟にはブランコはウケが悪いのだ。乳児が乗れるようにガッチリホールドされてるタイプじゃない方は特に。いわゆる