GameWith、24年5月期第1四半期決算説明資料ピンポイント解説②~セグメント別詳細編~
皆さまこんにちは。GameWith IR担当でございます。
2023年10月11日(水)に、2024年5月期第1四半期の決算を開示しました。今回開示した決算説明資料に基づき、全2回のピンポイント解説を行っていきたいと思います。
今回の②では、セグメント別の詳細について記載したいと思います。
メディア
売上高推移
自社メディア上の広告枠を販売することにより収益を得るネットワーク広告、主にゲーム会社に対して直接メディアソリューションを提供して収益を得るタイアップ広告ともに堅調に推移しています。
ネットワーク広告KPI推移
ネットワーク広告収入は、メディアのPV(ページビュー)数×PV単価で計算ができます。PV数については、直近でモバイルゲーム市場の成長鈍化などの影響を受けて低下傾向にありますが、第2四半期以降は、ヒットが見込まれるモンハンnowや家庭用ゲームの大型新作タイトル等も控えており、伸びが期待できます。PV単価については好調に推移しています。
有料ゲーム攻略
モバイルゲームの新作リリースは減少傾向にあり、それとともに新規プロモーションの需要は以前と比較して減少しています。一方で、ユーザーに継続して利用してもらうためのプロモーション需要は増加しており、月間5億PVを誇る攻略サイトとしての強みを活かし、有料ゲーム攻略の拡販に注力した結果、直近で過去最高の売上を更新しました。
今後は、Discordによるゲームコミュニティの運営商材等も含めて、さらなる拡販を目指してまいります。
eスポーツ・エンタメ
売上高推移
国産ノンカロリーエナジードリンク 「SAMURAI ENERGY」様との新規スポンサーシップ締結やVALORANT部門におけるデジタルグッズ販売収益の分配金等の影響により、eスポーツが前年同期比で成長しました。
分配の元となるデジタルグッズの販売収益は、4,000万ドル (約58億円) ※を突破しており、次シーズン以降も期待ができます。
※参考リンク:CHAMPIONS 2023の売上が4,000万ドル (約58億円) を突破、売上の50%が出場チームに分配
株式会社ニトリとのスポンサー協賛契約の締結
9月1日より、子会社のDetonatioNが運営するプロeスポーツチーム「DetonatioN FocusMe」が、ホームファニシングの最大手「株式会社ニトリ」様とのスポンサー協賛契約を締結しました。第1四半期への影響はありませんが、直近のトピックとして掲載しています。
参考リンク:ニトリがゲーマーの理想的なインテリアを提案【TGS2023】
新規事業(NFT・回線事業等)
売上高推移
新規事業については、現在NFTゲーム「EGGRYPTO」とゲーマー向けの光回線事業に注力しています。NFTゲームについては、初の他社IPコラボを実施するなどリリース3周年目でもしっかり成長しています。
2022年3月に事業を開始した光回線事業についても順調にユーザ―数を獲得しています。前期末に、これまでの売上未収金を一括でマイナス処理した関係で、今期に入ってから回収した分については一部売上に計上しています。
コスト推移
今期の新規事業の方針として、事業の急成長を背景に今が事業拡大のチャンスと捉え、プロモーションを大幅に強化していくことを前回の決算発表でも公表していました。この方針の元、第1四半期からプロモーション費を多く投下しています。一時的に利益は悪化しますが、中長期的な成長のための先行投資と位置付けています。
最後に
ここまでお読みいただきありがとうございました。
①の決算ハイライト編についても、よろしければあわせてご覧ください。
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