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「その詩は・・」(“心に傘を”三部作・第三章)

破いたノートの一枚に
書きなぐった即興の詩

汚い文字で記されたその詩は
見た目は悪いが思いの込った出来上がり

君のために書いたもの・・・

贈ったこちらは忘れもしないが
もらってくれた君が
捨てずにいてくれた事に驚いた

あの詩は、僕が
本当に誰かを意識して書いた
初めての詩だった
それが今も・・・
傘はいらないと言った
君の手の中にある事に感謝

その詩が僕の大切な詩
「心に傘を」・・・・

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