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プラモデルでも縁がなかった

Arieteの最初のシナリオ「Attack of the 2nd Royal Gloucestershire Hussars」のルールを読む。部隊名がとても長かったり、旅団の下が連隊で、その下に戦隊だったりするのを見て、これがイギリス軍っぽさなのかなと思う。

コマンドルールをガツっと使うシナリオ。歴代のTCSでも、こういうのはあまりなかったのではないか。長さは5ターンしかないのに、イタリア軍が命令なしでゲームを始めて、ヘイスティ・ディフェンスのOPシートが実行されるかどうかをハラハラする設定。

最初のシナリオは短くてユニットも使うルールも少なくて、初めてTCSに触れる人でも大丈夫。そんなことを言うつもりはなさそうな印象。TCSの最大の特徴であるコマンドルールを楽しみましょう、ということなのかも。大変に頼もしい。

マップの中央にイタリア軍。戦車は無しで、歩兵と47㎜対戦車砲とその他の火器が少々。マップ南端からイギリス軍のクルセイダーが進入して、マップ北端を突破すればVP。クルセイダー戦車と書こうかと思ったが「シャーマン戦車」とか「タイガー戦車」とか書かないので、それにならう。

47㎜対戦車砲がクルセイダーをどのくらい止められるのか確認。2ステップで撃てばレンジいっぱいの8ヘクスでも30%(d66≧51)の確率で損害を与えられる。当初、47㎜対戦車砲ユニットが2ステップであることをうっかり見落として、1ステップで撃ったときの確率(16.7%、d66≧61)を計算してしまった。

47㎜対戦車砲とクルセイダーの火力は同じ「4」。クルセイダーは2ポンド砲を積んでいて、2ポンド砲の口径は40㎜なのだそうだ。イギリス軍もイタリア軍もウォーゲームはもとより、プラモデルでもあまり縁がなかった。知らないことばかりで、GoogleやWikipediaにいろいろ教わるのが楽しい。

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