【レポート】アンモナイト――アンモナイトから古生物を好きになろう!
いきもの名:アンモナイト
学名:Ammonoidea Zittel
【登場するゲーム】
軟体動物門頭足網のアンモナイト。アンモナイトは誰でも知っている古生物だ。のの字のように渦巻いている姿が特徴だが、時折「異常巻き」といわれるアンモナイトもいる。ちなみに、この殻の巻き方がヤギの角に似ていて、そのヤギを所持している古代エジプトの神アモンがアンモナイトの語源となっている。
ゲーム世界では古生物が生きている場合も、化石が存在する場合も両方が存在する。そのため、体のあるアンモナイト(『釣りスピリッツ』など)、化石のアンモナイト(『なつもん! 20世紀の夏休み』など)がいて、ゲームによってどう登場するかが違っている。泳いでいる姿を見ると、やはりオウムガイに似ている気がする。
アカントセラスというのは、いわゆるアンモナイトの形をしているアンモナイトの一種だ。アンモナイトはその種によって、いつ絶滅したかが違う。セラタイト目に分類されるアンモナイトは三畳紀末に絶滅していて、他のアンモナイトは白亜紀末に絶滅したりしている。そのため、そのアンモナイトがどこにあるかによって、その地層がいつの年代のものがわかるということらしい。
細かく見るといろいろな種がいるが、そのひとつひとつを紹介するのはいずれ。しかし、上で「異常巻きアンモナイト」に触れたため、このアンモナイトには触れたい。
これはニッポニテスというアンモナイトの一種であり、この巻き方は種の中の奇形の一種ではなく、この巻き方をするアンモナイトの一種であると発表され、種として認識されるようになったという。このニッポニテスの一種を新種記載した日が今日(十月十五日)であり、それが「化石の日」となったらしい。化石の日を祝うにあたっては、おさえておきたいいきものだ。
※このレポートは現在研究員がプレイ・収録した情報を元に書かれている。そのため、新たな情報が更新される可能性がある。
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