ゲームが家族をつなぐ。 Concious of PRO.を体現する メンバーがゲームエイトで働く理由。
遊び以上の役割を果たすゲーム
ー まずはじめに、今坂さんの普段の業務について教えてください。
今坂:今は人事として採用活動と人事制度の運用・改善をメインにやっています。会社の計画に沿って、採用のためのツールの選定だとか、スケジュールやコストの管理をして、最終的に人材会社と連携しながら、内定まで進めていくという感じです。
あと、最近は管理会計側のPLへの実績値の振替えや修正作業とか、いわゆる経営に近い場所でのお金の管理みたいなことも少しずつ任せてもらえるようになってきました。
西尾:経営チームの細かな業務をサポートするメンバーとして、将来的な成長への期待も込めて、ポテンシャルを感じた今坂に任せています。
ー 経営陣のパートナー的な立ち位置ですよね。今坂さんはゲームエイトに入社してから1年半、社会人としては3年目になるそうですが、一般的に社会人3年目で経営の根幹に近いところで仕事をしている人って、あまり多くないと思います。
今坂:この年次で経営層の方々と日常的にコミュニケーションを取りながら業務を任せてもらえる環境は、なかなかないんじゃないかなと思っています。ゲームエイトは、良くも悪くもまるっと仕事を投げてくれるんです。私としてはこういった会社の風土が肌に合っていて、すごく仕事もやりやすいです。とは言え人事として採用に携わるのは初めての経験だったので、ミスをすることもありますが、この会社の人たちは適切なタイミングで一番欲しいアドバイスをくれる。これってチームのメンバーのことをちゃんと見てるからこそできることですよね。
西尾:自分の想像以上にストイックにやりとりしながら仕事をしている印象です。今坂さん自身が先回りして「これはやってきました」みたいな話をよく聞きます。直属の上長からは「さすが」という言葉が多くありますね。
ー 入社年次に関係なく活躍のチャンスを与えてくれるのは、会社のカルチャーにフィットする人にとって理想的な環境ですね。そもそもどうして前職を辞めてゲームエイトへ?
今坂:以前は人材紹介の会社に勤めていたのですが、第三者としての関わりかたになってしまうという感覚が強くて。当事者として人のキャリアに関わる仕事がしたいと、思い事業会社の人事職への転職活動を始めたんです。その中で、入るなら自分の思い入れのある業界に行きたかったんですよ。
ー もともとゲームが好きだったんですか?
今坂:はい。特に父がすごいゲーム好きで、その影響で家族みんなで小さいころからずっとやってきました。ゲームの思い出ばっかりです。ゲームが家族のコミュニケーションツールになっていたんですよ。
ー え、そんなに!
今坂:小さい頃は父、母、弟と4人でマリオパーティをやったり、少し大きくなってからはマリオカートとかスマブラで真剣に競い合ったりもしました。そのお陰で今でも家族4人すごく仲が良いんです。父とは休日に朝までゲームすることもしょっちゅうでしたし、今でも二人で飲みに行ったりするような仲ですね。最近は好きなゲームジャンルがかぶらなくなってきたので、一緒にやることは少なくなってきましたが、おすすめを教えてあげたりするとちゃんと試してくれたりはしてるようです。
ー 一緒にゲームをすることはなくなっても、ゲームを通して育まれた関係が続いているんですね。ちなみに最近はなにをプレイしていますか?
今坂:今は「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」にめっちゃはまってます!平日は仕事が終わってから寝るまでは基本的にずっとやっていますし、GW中なんかは本当に1日中プレイしてました。始めて1ヶ月ちょいとかで450時間はやりましたね(笑)。
ー 1日10時間以上!やり込んでますね。
今坂:結構やっている方だと思います。今回の自粛期間もゲームがあるから全然しんどくなかったんですよね。
ー ゲームによって救われている、と。
今坂:中学受験に失敗したときも、ゲームの世界があったからこそ、余計なことを考えすぎずになんとかやってこられました。ゲームって、世間的には賛否両論あると思うのですが、ゲームならではの考えさせる仕組みや、そこで得られる達成感ってあると思うし、だからこそ会社の理念である「文化としてのゲームの地位を向上させる」っていう部分にすごく共感しています。ゲームの素晴らしさがもっといろんな人に伝わればいいなって思います。
西尾:その思想は、ゲームエイトが創業時から大切にしていることのひとつで、それが今坂さんの口から聞けるのは嬉しいですね。
みんなが常に期待値の上を目指す
ー ここからはゲームエイトの3つのバリュー、「Addicted to./夢中になる」「Based on flat./フラットな目線で 」「Conscious of PRO./当事者意識を持つ 」について伺っていきます。まずこれらのバリューについての率直な感想を聞かせてください。
今坂:まず、「Addicted to.」。うちの会社はコーポレート部門含めほとんどの人がゲーム好きです。特に全体の大半を占めるライターの方々は自分たちの手でゲームを攻略し、その情報を発信したくてゲームエイトで働いているので、まさに会社を体現したような言葉だと思いました。
ー 確かに他の業種だとなかなかここまでコミットできないかもしれません。「Based on flat.」はいかがですか?
今坂:「フラット」と言っても色々な捉え方ができると思いますが、まず人間関係的部分で言えば、うちの会社って基本的に年功序列的な思想がないんですよね。社長含めて役職や年次に関係なく一緒にゲームもしますし、組織としてすごくフラットだなって思います。もちろん最低限の節度は大切なのですが。ここに関しては人柄なんかも含めて、西尾さんだからこそ築き上げてこれたフラットさだなって常々思います。
西尾:僕自身が、もともと年齢、性別、役職によって人を判断するということをしない性格なので、それが影響している部分はあるかもしれません。ただ会社を拡大させてゆくなかで、属人的な要素を会社の文化として残していきたいと考えていて、それをたとえばオンボーディングのタイミングでゲームエイトのメンバーに伝えたり、制度の側面から徹底してくれている今坂さんの業務は、非常に重要だと思っています。
ー ああ、なるほど。今坂さんが先ほどおっしゃっていた人間関係以外のフラットさというのは?
今坂:仕事のスタンスについても言えると思います。基本的にどの部署でもそうなんですが、なにか社内に向けた提案をした時に、それがちゃんと納得のいくものだったら肩書やポジションに関係なく採用される環境だと思います。ただちょっと視点を変えて、みんなが自分の部署だけのことを考えるのではなくフラットに全社のことを考えられているかと言うと、自分も含め、まだまだ出来ていない人も多いかもしれません。これからどうやって足並みを揃えていくのかは考えていかなければいけないことですね。
ー 常に全社を見なければならない経営層の近くにいるからこそ顕著に感じる部分かもしれません。そして最後が「Conscious of PRO.」ですね。
今坂:このバリュー、すごく良いですよね。もし社内のみんなが常に期待値の上を目指すとか、より高い当事者意識を持って仕事に臨めたら、もちろん今よりも成果に出ると思いますし、会社も今とは違った形になるんだろうなって思います。今はメンバーそれぞれが当事者意識を持っていない、ということではなく、もっと良い会社にできる余地があるという意味です。
ー 「フラットさ」の部分と同じ印象を持っていらっしゃるんですね。
今坂:確かにそうですね。あと、うちの会社はアルバイトから社員になる人がほとんどでなので、入社後いきなり全社に対して当事者意識を持ってくれというのは少し酷ですよね。なので、アルバイトから契約社員、そして正社員へと上がっていくタイミングでこのバリューの意図をしっかりと汲み取ってもらい意識を上げてもらえるかがポイントだと思います。
ちゃんと経営目線で事業を見ながら人事に携わっていく
ー 今回この「Conscious of PRO.」を体現している社員として今坂さんが選ばれていますが、どう感じていますか?
今坂:正直、どうして私が選ばれたのか不思議です。任された仕事は確実に期待値は越えなきゃなって思いながら仕事はしていますが、実際に出来ているかというと到底そうは思えないんですよね。逆に、西尾さんに聞いてみたいです。
社長:正直なところ、他に候補に上がっているメンバーも多くいて、かなり迷った部分もあるんです。COOの沢村、マネージャーの舘林の意見を尊重しながら、何度も話し合って、今坂さんに決定しました。日常の業務の中で会社全体への当事者意識が求められる経営企画という組織において、入社当時課題も多かった彼女のスタンスが劇的に変化し、直近は経営陣や上長のサポートに止まらず自ら会社のことを考え、難しい課題に取り組む機会も増えていると聞いています。今坂さんの急速な成長と今後のポテンシャルへの期待も込めて選出させていただきました。
ー 今坂さんが普段仕事をする上で意識することや心がけはありますか?
今坂:心がけているのは、任されたことを100で返すんじゃなくて101以上で返すこと。どんな話も頭ごなしに否定しないこと。あと仕事は期日より絶対早く出す。この3つですね。でもさっき言ったように絶対に出来てるってわけではないんですよ。
ー バリューのお話の中でも感じましたが、今坂さんは部署にとらわれず、会社全体のことすごく考えているなと感じました。社会人経験が浅い中で、期待値と実績値の差分が大きいということなのかもしれませんね。
今坂:そうですね。話しながら思ったんですが、やっぱりスタッフのことをすごくしっかり見てくれている会社なんだなって。会社に対する思いとか、それぞれのキャリアのこととか、多分メンバーそれぞれが思っているよりも経営チームは考えてくれていて、それがなかなか伝わっていない気がするという部分を自分が伝えいくことができたらと思いますね。
西尾:個人の目線だけではなく、経営を含む自分以外の目線を持って働いてくれていることが、「Concious of PRO」の要素なのかなと思っています。素直に嬉しいですね。
ー これも常に全社のことを考えているからこそ出てくるもどかしさかもしれないですね。これからゲームエイトで挑戦したいことがあれば教えてください。
今坂:まず具体的な部分でいうと、ちゃんと経営目線で事業を見ながら人事に携わっていくというところと、新たに入社してきた人達のオンボーディング、つまり会社の流れにうまく乗せてあげてスムーズに業務に取りかかれるような制度、環境づくりの部分をやっていきたいです。あとはリモート主体になっている今の環境に新しく入ってくるメンバーに対して、ゲームエイトの良さを伝えるにはどうすればいいのか、これも考えていきたいなって思います。
西尾:メンバーそれぞれが思ってくれていることに応えていけるような制度、組織、事業を作り続けたいし、変化が激しい状況だからこそアップデートする部分と変わらずに貫く部分をどちらも大切にしていきたいですね。
ー 確かにリモート主体だと、ゲームエイトの文化や魅力が伝わりづらいだろうなと思いました。Withコロナ時代の人事の役割は今までと違ってくるかもしれませんね。最後に、もうちょっと先々こんなことやってみたいという希望はありますか?
今坂:私はわりと何にでも興味がもててしまうので、人から与えられた仕事でも楽しんで広げていけると思っています。でも反対にゼロから生み出すってことをこれまであんまりやってこなかったので、自分起点でちゃんとやりたいことを見つけていきたいというのはあります。それが会社のためになることであればちゃんと任せてもらえる環境は整っていると思うので、ここはいずれ挑戦していきたいなと思っています。
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