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アニメ表現もストーリーも音楽も最高「トランスフォーマー/ONE」
トランスフォーマーONE 鑑賞。傑作!
— 昼行灯 (@gamconp) October 12, 2024
トランスフォーマーばかりのストーリーって面白くなるの?との疑問を吹き飛ばす、オプティマスとメガトロンの痛快オリジンストーリーでした。二人の友情と別離が丁寧に描かれていて、切なくも暑かった。ビーやエリータといった仲間キャラのやり取りも良き。
トランスフォーマーシリーズは、アニメの方はあまり見ておらず、むしろマイケル・ベイの劇場版から楽しんでいます。そのため、パートナーとなる人間がいない映画って面白いかな?と少し躊躇していましたが、考えてみたら初期トランスフォーマーシリーズは基本的に彼らだけで進むストーリーも多かったですね。
さて本作は、なんか急に生まれた感のあるオプティマスプライムとメガトロンの因縁を描くオリジンストーリー。どれくらい以前からこういう設定があったのか知りませんが、結構違和感なく楽しめたのは、やはり親友同士が主義主張の違いから敵対、殺し合う展開というのがある意味王道のストーリーという部分があるからでしょうか。二人の友情と少しずつずれていく主張と決定的な別れからの決戦が丁寧に描かれていて、最初から最後まで本当に楽しかったです。まあ、バンブルビーのオリジンがめちゃくちゃおしゃべりなキャラとして描かれており、これは逆に今のラジオ音声じゃないと喋れない彼を思うと切ない設定では?と考え込んでしまいました。
アニメーション表現も、金属で出来たサイバトロンの住人達の堅さと、表情豊かに喋るときの柔らかさの表現が絶妙で、また、地下、地上の常に移り変わっていく背景も硬質な自然が表現されており、映画館の大画面で見るべき作品だと感じました。
ブライアン・タイラーのサウンドトラックも良かったです。いわゆる環境音楽的なサントラではなく、メロディがしっかり主張しつつ、シーンにハマっている数々の楽曲で、彼らの戦いや友情の力強さが増していた気がします。
初週は吹替版も岩浪音響監督によるドルビーアトモス上映もあって、見れなかった事をちょっと後悔するほど良い作品でした。どこかでドルビーアトモス版のリバイバル上映あれば是非また行きたいと思っています。