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第3回「中国・屋台の麺との出会い」
うどんの地位を揺るがしかねない
麺発祥の地で出会った猛者たち
こんにちは。くさかひろこです。
私は麺が好きです。前回も言いましたが、私の中で麺類ダントツ1位は「うどん」です。
しかしそんな不動の地位にいた「うどん」を揺るがした麺との出会いもありました。
それは中国で食べた屋台の麺たちです。
雲南省で食べた米粉麺から始まり、刀削麺、炸醤麺、坦々麺、ラグメンなどなどなど。
その美味しさにどれぐらい感動したかというと、ミスター味っ子の「うまいーぞー」とハードルを超えながら叫んでいるぐらいと思っていただけたらと思います。世界三大料理の1つでもある中華料理。中華3000年?4000年?の歴史に、うどんは負けた、、、と私は思いました。
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中華3000年の歴史というけど、麺の歴史ってどうなっているのかな、と思い調べてみました。
麺の発祥の地は中国。黄河流域で、お椀や麺が見つかっているそうです。当時は小麦ではなく、きびやあわで麺状の物を食べていたそうです。その後、中央アジアからシルクロードを通り、約3000年前に小麦が伝わったそうです。ちなみに小麦は、ユーラシア大陸中部のコーカサス地方からメソポタミア地方にかけてが原産地です。
ネットで検索してまとめたものなので、間違えていたらごめんなさい。
そして麺というものがいつ日本にきたのかというと、奈良時代だそうです。3000年前からえらく時間がたってますね。だって奈良時代は710年からですもんね。中国から渡来した唐菓子に、こんとんや索餅(さくへい)というものがあり、これがうどんとそうめんの源流だというのが通説となっているそうです。
「索餅とは?」検索してみました。
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これ、中国で旅行中に食べたことあります!カリッとしていて、ほんのり甘くて、安くて、美味しくて、バクバク食べてたやつ!
ここから、そうめんやうどんへとなったのか~。
う~む。何も知らずに食べてたよ。
そして「うどん」という言葉が出てくるのは室町時代から。歴史の厚みが違う。いや、好みの問題か、旅行中に出ている特殊なアドレナリンのせいか、その辺はわかりませんが、中国の麺は日本のラーメンとは私にとっては全然違い、何が違うのか、うまく言えないけど、とにかく中国は麺が美味しいのです。米粉から小麦の麺までどれもこれも美味しいです。
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私の一押しは、刀削麺。茹で上がったお湯に向かって、シュッシュッと包丁で麺を切り落としているのを見たときは感動でした。食べたら、もっと感動。もちもちで、厚さがちょっとバラバラなとこも、これまた最高。
私が中国に旅行していた頃は、今から20年以上前なので屋台事情も変わっているかもしれませんが、衛生面にさえギュッと目をつむつことができれば、屋台の麺たちは、美味しく、安く、最高です。
大好きな美味しい中国の麺たち、また食べに行きたいな。
皆さまのおすすめの麺があれば教えてください。
【くさかひろこ・プロフィール】
大阪府在住。
印刷物やWebデザインのお仕事をしながら
絵本やイラストを描いています。
ゆるいLINEスタンプも販売です。
よろしくお願いします。
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