2020/11/14(土)「14ギャラリーにいこう」表紙作品「篠田太郎 / Taro Shinoda」
アートに目覚めたアラフィフが「足で稼いだ」今観れる展示を紹介。
リアルな作品を観て「感動、楽しんで」という想いで更新しています。
今回のエリアは、新宿、渋谷、表参道、麻布、恵比寿、広尾、阿佐ヶ谷、高円寺。
東京都渋谷公園通りギャラリーでは「アール・ブリュット2020特別展 満天の星に、創造の原石たちも輝く -カワル ガワル ヒロガル セカイ-」が開催されていたのは知っていて、何度か行けたらと組み込んでもいましたが、結局行けずじまいで、ようやく今回行けました。
「アール・ブリュット」とは、正規の芸術教育を受けていない人が生み出すアートのことだそうで、アウトサイダー・アートとも呼ばれいるようで、近年、日本の芸術家を紹介するアール・ブリュット展は海外でも高い評価を得ているとのこと。
会場の作品は撮影禁止でしたので、写真での作品紹介は出来ませんが、そこにある作品は、どれも自由に、独創的に表現された作品ばかりで、会場で借りることが出来る音声ガイドの、のんさん(女優、創作あーちすと)のナビゲーションも非常に良く、渋谷に行く機会があれば、是非観ていただきたい展示ですので、おすすめいたします。
void+では「棚田康司のその場に、これ」が開催されていて、作品の存在感にも目を奪われましたが、作品の展示にもこだわりが感じられて、細部まで作品を観ることが出来る素晴らしい展示になっていると思います。
ご本人もいらっしゃったのですが、話し掛けられなかったのは残念でした。
MISA SHIN GALLERYでは「篠田太郎の桂 KATSURA」が開催されていて、作品を観た瞬間から、中心に向かって四角形の何かに押し込まれている窪みが気になり、この窪みはどのようにして作られているのか気になったので聞いてみると、詳しくは作家さんしか分からないとのこと。
作品は観れば観るほど気になるポイントが多くなり、その佇まいに凛としたものまで感じてきて、再度お聞きしてみると、作品に使われた麻布のキャンバスは、ウサギ膠(にかわ)を引いて、くるみ油をとき油として使用して作られているとか、制作過程で桂離宮に行き着いたことであるとか、説明していただいたのですが、何かまだすっきりしなかったので、観終わってからも何か手掛かりを掴みたくて調べてみたのですが、きっと、ご本人とお話し出来たら一番の解決方法なのだろうと思いましたので、もし在廊されることがあれば、もう一度行ってお話しさせていただけたらと思いました。
ギャラリーの開始時間、現在予約制なのかどうか、を事前に確認してから、行くようにするとスムーズに回れると思います。
今回のエリアマップ
ギャラリーの位置情報は、公開中マップで確認出来ます。
公開中のマップ:既に行った都内190ギャラリーのGoogleマップ
※最終更新日:2020/11/14
今回のルート
新宿駅着:11:30~
↓
新宿エリア
01. B GALLERY
展示期間:2020/11/06 - 2020/11/29
展示名:Anonymous
作家名:オートモアイ / Auto Moai
↓
電車で移動:新宿駅→渋谷駅
↓
渋谷エリア
02. NANZUKA 2G Shibuya PARCO
展示期間:2020/10/23 - 2020/11/15 ※展示終了
展示名:Little Cloud
作家名:FriendsWithYou
↓
03. OIL GALLERY - OIL by 美術手帖
展示期間:2020/11/05 - 2020/11/18
展示名:ARAKAWA GARDENER
作家名:KINJO
↓
04. WALL GALLERY - Meets by NADiff
展示期間:2020/10/13 - 2020/11/15 ※展示終了
展示名:Eiko
作家名:江口綾音 / Ayane Eguchi
↓
05. Tokyo Shibuya Koen-dori Gallery - 東京都渋谷公園通りギャラリー
展示期間:2020/09/05 - 2020/12/06
【前期】2020/09/05 - 2020/10/18
【後期】2020/10/21 - 2020/12/06
展示名:アール・ブリュット2020特別展
満天の星に、創造の原石たちも輝く
-カワル ガワル ヒロガル セカイ-
作家名:鵜飼結一朗 / Yuichiro Ukai
岡元俊雄 / Toshio Okamoto
勝部翔太 / Shota Katsube
勝山直斗 / Naoto Katsuyama
木村全彦 / Masahiko Kimura
古久保憲満 / Norimitsu Kokubo
Yasuhiro K.
澤田真一 / Shinichi Sawada
魲万里絵 / Marie Suzuki
高橋甫 / Yoshi Takahashi
シージェイ・パイル / CJ Pyle
原塚祥吾 / Shogo Harazuka
三浦明菜 / Akina Miura
ミスター・イマジネーション / Mr. Imagination
美濃部責夫 / Sekio Minobe
本岡秀則 / Hidenori Motooka
森田郷士 / Satoshi Morita
渡邊義紘 / Yoshihiro Watanabe
※残念ながら展示作品の撮影は出来ませんでした。
↓
06. SAI
展示期間:2020/11/13 - 2020/11/29
展示名:The truth is out there
作家名:FORTY PERCENT AGAINST RIGHTS
↓
歩きで移動
↓
表参道エリアに移動中、以前にも「恵比寿公園トイレ」で紹介していた「THE TOKYO TOILET」の安藤忠雄さんの手掛けた「神宮通公園トイレ」を観ることが出来ましたので、ご紹介。
このプロジェクトは、日本財団が実施する、誰もが快適に使用できる公共トイレを設置するという内容で、トイレは日本が世界に誇る「おもてなし」文化の象徴とし、渋谷区の17ヵ所で順次公共トイレが生まれ変わっていくというもので、デザインに関しては、世界で活躍する16人のクリエイターが参画、それぞれに個性豊かなトイレをデザイン、順次出来る予定で、すべてが出来上がるのは、2021年度中とのことです。
安藤忠雄 「神宮通公園トイレ / 神宮前6-22-8」
↓
歩きで移動
↓
表参道エリア
07. void+
展示期間:2020/11/06 - 2020/12/05
展示名:その場に、これ
作家名:棚田康司 / Koji Tanada
↓
歩きで移動
↓
麻布エリア
08. art gallery closet
展示期間:2020/11/09 - 2020/11/21
展示名:人間万事塞翁が馬
作家名:入江 清美 / Kiyomi Irie
↓
09. CALM & PUNK GALLERY
展示期間:2020/11/13 - 2020/11/29
展示名:Buoy
作家名:オートモアイ / AUTO MOAI
↓
バスで移動:西麻布二丁目→恵比寿三丁目(バス停)
↓
恵比寿エリア
10. MA2 Gallery
展示期間:2020/11/06 - 2020/12/05
マッツ・グスタフソンと
世界的な写真家の名作を組み合わせた展覧会
植田正治 / Shoji Ueda
マン・レイ / Man Ray
アンドレ・ケルテス / André Kertész
ウィン・バロック / Wynn Bullock
セシル・ビートン / Cecil Beaton
ブラッサイ / Brassaï
他
作家名:マッツ・グスタフソン / Mats Gustafson
↓
11. NADiff a/p/a/r/t
展示期間:2020/10/22 - 2020/12/27
展示名:ピュシスとピュシス―テープと旅のドローイング
作家名:浅井裕介 / Yusuke Asai
↓
歩きで移動
↓
広尾エリア
12. MISA SHIN GALLERY
展示期間:2020/11/14 - 2020/12/26
展示名:桂 KATSURA
作家名:篠田太郎 / Taro Shinoda
↓
電車で移動:麻布十番駅→南阿佐ヶ谷駅
↓
阿佐ヶ谷エリア
13. VOID
展示期間:2020/11/05 - 2020/11/15 ※展示終了
展示名:将軍池 / Shogun-ike
作家名:死後くん / Shigo-kun
↓
歩きで移動
↓
高円寺エリア
14. tata bookshop/gallery
展示期間:2020/11/07 - 2020/11/22
展示名:不・lemur(ふ、レムール)
作家名:プラスチック米 / Plasticmai
↓
高円寺駅着:~19:50
今回のルートで歩いた距離:17.4km(iPhone調べ)
最後まで観ていただき有難うございました。
観てみたい作品はありましたか?興味のある作家さんはいましたか?
もしそう思ったのなら、ギャラリーにいこう!!
ギャラリーの皆様へ
noteでのご紹介にあたり、了承くださいましたこと有難うございました。
引き続きよろしくお願いいたします。