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【リソース強化】セカンドキャリアによる「縁」もアリ

商売において、多様な人材確保のあり方がを検討すると、意外な方面から助かる人材が見つかるかも、という話

昨日に続き人材の話である。

昨日の日中にある問い合わせがあった。

なんでも近所に近い業種として店舗を開いた方が挨拶に伺いたいということであった。



夕方遅くに時間を設けて来社してもらったのだが、内容が興味深く、ついつい1時間ほど話し込んでしまった。

“近い業種”とは網戸のことで、そこは網戸を中心に小さなリフォームを請負うフランチャイズチェーン。

チェーン名は聞いたことがあったが、全国展開しているとは、そこそこ成功してるフランチャイズチェーンみたいだ。



挨拶の内容は簡単に言えば営業だったのだろう、その店長は今年からフランチャイズで起業したセカンドキャリアの方だった。

去年サラリーマンを定年退職し、会社の再雇用制度をことわって起業したとのこと。ゆえに話し方や振る舞いなどのビジネスマナーが身についている。

肝心の腕前はまだ修行中だというが、数か月の研修を終えていることからも一通りの技術が身についているように思えた。



わたしはここ数年地味に悩んでいた問題として、春から秋にかけての網戸の張替えの問合せをどうにかしたいと思っていた。

というのも、本来網戸の張替えというカテゴリーはいわゆる町のガラス屋さんが請け負っていたのだが、弊社が10年前に商売の対象をガラリと変えたことから非対象のカテゴリーとなっていたのだ。



60年以上地元で商売をしていることもあり、オンライン上でサービスを除外したところで毎年10数件の依頼が転がり込んできてしまう。

地元のお客様では無下に対応することもできず、なんとかしてきたが、それもいよいよ限界と感じたのが今年である。



「やってません」と断るのも簡単だが、せっかく問い合わせてきてくれたのだ、それならば紹介できる業者をあてがうくらいしてもいい。

そんなことを考えていたところにご挨拶にきていただいたというのも何かの縁、さっそく提案したところ、快くオッケーをいただいた。

こうしてまた時間と労力が少しだけ確保することができた。これも一種の人材というリソースの確保、アンテナを立てていれば縁もプラスに働くこともある。

些細な出来事でも自身に引き込むことで味方につけることを意識する






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