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【うさぎとかめ?】コツコツ派が勝利する世界線

生活や仕事の取り組みにおいて、コツコツと計画的に積み上げる習慣が結局のところ一番強い、という話

夏休みに入り、3人の息子たちの過ごし方に差が生じている。

暇な時間はゲームやマンガ、動画視聴三昧の長男と三男に対し、次男だけが夏休みの課題を粛々と進めている。



性格もあるのだろうが、親としては長男と三男の様子をやれやれと観察してはまた夏休み終了間近に焦って取り組む姿が容易に想像できるのだ。

何を隠そうわたしも学生時代は長男、三男派であった。

やらなければいけないことは百も承知でも目の前の娯楽に現実逃避していたタイプである。



コツコツ積み上げることを実践しだしたのはここ10年程と考えると人は必要に駆られなければ変われないということなのかもしれない。

ただ、最近思うのは「うさぎとかめ」の童話ではかめのように愚直に自分のペースでコツコツやりなはれ、という教訓があるはずなのだが、実社会では才能のあるうさぎが少し本気を出した瞬間に一気に追い抜かれる、なんてことはザラにある。



だがそれは一部の才能や能力を兼ね備えた人間の話であり凡人が「まだ本気を出していないだけ」と現実逃避するそれとはちがう。

凡人ははやくに自身の能力を自覚して、やるべきことをコツコツとかめのように長期戦で結果を出すスタイルを実行していかなければうさぎはもとよりかめにすらなれない可能性があるのだ。



わたしはかなり遅ればせながら自分がかめの部類と自覚したことにより、コツコツ派になる覚悟をした。

計画性はいまだあまりないのだが、コツコツと積み上げることは凡人に一番フィットした成果の上げ方だろうと確信を持っている。



この10年小さなことを積み上げたことにより手に入れた成果はどれもやはり小さいが、それでも何もしなければ得られなかった成果と思えるのだ。

長男と三男は残念なことに自分がうさぎと勘違いしたかめである。いざ走り出そうとして自分の歩みのノロさに驚愕する日がいずれ訪れるだろう。

次男は自覚しているのかどうかはわからないが、兄弟の中では唯一まずまずの成果を出している。

「継続は力なり」が本当に腹落ちしてからが真のスタート

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