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【自己投資!】お金の余裕はどこに投下すべきか?

商売の売上げや仕事の報酬、最低限の維持費を引いてもなお手元に残るお金を今度は何に使うか?という話

今回の投稿は今しがたAmazonでポチってしまった高級オフィスチェアに対する長い言い訳である。

忙しい最中、ずっと気になっていたことがある。かれこれ5年程使っている事務所の椅子の調子が悪いのだ。座るたび「ギシギシ」ときしみ、あらゆる箇所に油をさすが解消しない。

そのうち音が気になりイライラがつのるようになってきた。集中力の無さを椅子のせいにしてはいけないが、ここで先日税理士に言われた言葉がふっと蘇るのである。

「社長、今期も利益がかなり出そうなので何か必要なものがあれば購入してはいかがですか?」

節税のために助言してくれていることはわかる。がしかし、私の感覚だと納税と資金繰りを考えた際、無駄なものを購入してまで節税しようとは考えていない。納める税金は少ない方が助かるのも事実だが、そのために購入する物を買う原資は当然のことながら会社が支払うのだ。

よって、結果的に節税につながるとしても、購入するものは会社の利益として返ってくる可能性を持つものでなければならない。投資的な支出というやつだが、購入したものや設備などが売上げに貢献すればいいだけの話。

むしろ、会社の売上げに貢献せず、足を引っ張っているような点は解消するにかぎるのだ。私のいる建設業において、職人が使用する道具などはそれが顕著にあらわれる。

道具に投資せず、古く欠陥だらけの道具を使っている職人と、道具を投資対象として認識し、最新の電動工具を買いそろえている職人とでは作業効率や精度に雲泥の差が出てしまう。

それと同じくして、あらゆる仕事において身の回りの物をパフォーマンスの一環として整えるということはビジネスパーソンとしては必須のマインドではないかと思うのだ。

私もようやくお金に余裕の出始めた昨今は体に関するものや仕事のパフォーマンスに直結するものなど色々と整備してきたが、どれも費用対効果からいえば先行投資して然るべきものだったと後悔はしていない。

それよりも、これだけまわりを整えたのに成果が出せないのはどうなんだ?という、心理的な追い込みも作用して成長のステップを上がってきているのだ。

必ずしも上質なものが成果に値するとは言わないが、それでもやはりいいモノにはそれなり理由があることが多い。

今回の私の投資的な支出はもう少し安いもので代用できたかもしれない。しかし、私の中の好奇心と心理的プレッシャーが相まって、新卒の初任給を超える高級デスクチェアをポチってしまった。

ビビらなかったといえばウソになる。むしろビビったからこそ、自分を落ち着かせるかのようなnoteの記事を綴っているのだ。

到着は土曜日、新しい相棒ハーマンミラーよ、これからは背面から私にプレッシャーをかけ続けてくれ。

常に投資的な支出を念頭に置き、パフォーマンスの向上を意識する