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【集客エリア】商売の守備範囲は広めでいいかも
商売において、思い込みを捨てることで売上が上がることもある。「できない」とあきらめていた分野が可能になるかも、という話
自社サイトをリニューアルしてから集客が順調だ。
月の問い合わせ数が去年より上がっていることは明確で、あとは成約できるように提案をしていきたい。
いただく問い合わせに関して少し気になっていた点がある。それがエリアの広さだ。
対応エリアは東京都、神奈川県としているが、中部地方、関西地方などの遠方からのお問い合わせがチラホラ。
会社は地方ということだが、その東京支店ということや、所有しているビルが神奈川県ということがあるらしく、オンラインで打ち合わせができるようになった昨今、対応が可能になった。
対応エリアと問い合わせエリアが離れている分にはあまり問題はないが、しいて言えば工事は何が起こるかわからないゆえ、現場には誰かしらの責任者が立ち会うのがベスト。
だがそれも、オンラインである程度やり取りは可能だし、丁寧に話を進めればクリアできるのだ。
工事というサービスが商品だと対応エリアは限られるが、問い合わせエリアに関しては国内であれば問題ないということがわかった。
集客のエリアを絞ると商圏が小さくなるのがふつうだが、集客は広く、対応は凝縮するという戦略が可能というのは大きい。
売上げが2倍、3倍になることはないが、10%でも影響すれば会社としてはありがたい効果だ。
現在起こっている現象はたまたまだが、「できるわけがない」「ムリだろ」という偏見は可能性を遮断する。
それよりも問題に対し、「どうしたらできるか?」というできる前提で考えていくことが可能性を広げる。
わたしも「取引先が富山県です」なんてことになる未来は想像もしていなかった。
経験から発する思い込みは邪魔になる。ダメもとでもいいので「どうしたらできるか?」という発想を大事しよう。
時代の変化の恩恵で、商売の可能性が広がることは多い