【前進】他者を巻き込むから進むタスクがある
ここ最近小さな新タスクに次々と着手している。
以前は着手前にあれこれ考え、構想期間をムダに長くとっては着手が遅れていた。改善系のいますぐやらなくても支障がないタスクなどは考えているうちに自然消滅してしまうなんてこともしばしば。
そんなことを回避するために最近では、構想は長くても30分、その次のアクションは任せられるような人にいきなり相談してしまうようにしている。
その進め方を意識するようになってから、小さなタスクは着実に形になり役に立ってくれるようになった。
そして毎度思うのが「こんなことならもっとやればよかった」というポジティブな感想。
着想としてはいつも「これ、もう少しなんとかならんのかな?」という仕事上の不便である。
構想の30分は自分なりにこうだったらいいのに、を具体的に言語化するのと、それをお願いする他者に迷惑がかからないようにザックリと大枠を形成するのにかかる時間だ。
それ以上はひとりで考えていても埒が明かないし、その先は進めながら軌道修正していくのがベストである。
他者を巻き込む効用のひとつは、わたしのように怠け者体質の人間を強制的に動かざるを得ない状況に追い込むことだ。
他社を絡めることで、自分の領域でも毎度宿題が課されるゆえ、次回の打ち合わせまでにサボるわけにはいかなくなるからだ。
これを自分ひとりで進めていると、強制力や監視の力が働かないゆえ、後回しにしてしまいがち。
だからこそ、他者に取り組んでもらっているという“負い目”を駆動力にして自身のケツを叩くというのはかなり有効なのだ。
現在、小さいもので5つのタスクを同時進行させているが、おそらくひとりでは1つのタスクだって形になったか怪しいところである。
とりあえず他社にお願いするという初手を打っておいてよかったと思う反面、最近の早朝は赤点だらけの劣等性のように宿題ばかりやらされているわたしなのであった。