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【単価アップ!】今の働き方がベスト、でも売上げは・・・。

商売において、これ以上忙しくしたくない、でも売上げはもう少し欲しいよな。それなら単価アップを検討しよう、という話

ここ1ヶ月の仕事のボリュームが丁度いい。

早出残業もほとんどなく、休暇もしっかりとれている。売上げはまあまあであるが、欲を言えばこの仕事量で30%も上がれば申し分ない。

これを売上げ2倍、3倍を目指すなら人を増やしたり会社の設備を見直す必要性が出てくるが、今のところこのままの状態で30%アップも狙えることからどうするべきか考えていた。



商売において、経営者が目指す目標は様々だ。どこよりも売上げを伸ばし、収入だって人より何倍も稼ぎたい!と思う人もいれば、生活に支障がないならあまり忙しくしたくない、という人だっている。

それぞれの目標を達成するにはある程度の戦略をたて、その目標値を目指すことが重要になってくるだろう。



わたしに関しては、今後人を増やし会社を大きくしていくことは考えていないが、売上げは今の状態で行けるところまでを目指している。

それは現状のポテンシャルを考えたとき、今の売上げが天井ではないと思うからであり、ようは工夫の余地がまだあると思えるからである。

リソース(人材、資金、設備、情報など)を大きく変えず、それでも売上げを上げるという少々欲張りな考え方を実現するには、現状の売上げの内容を精査する必要がある。



売上げを構成する顧客数、単価、購買頻度を見直したとき、顧客数を何倍にもすると対応ができずにパンクするし、購買頻度だってほどほどにしておかないと同じこと。

であるなら、現状の顧客数、購買頻度はそのままに単価を上げていくことが欲張り思考を納得させる唯一の道であり、そうするにはどうすればいいかを考えることで道は開けていくだろう。



例えば一杯800円のラーメンを提供しているお店の場合、1日100杯売ったところで8万円であるが、同じ100杯を売っても一杯1500円にしただけで15万円もの売上げになる。

1500円のラーメンを客数や購買頻度を落とさずに提供し続けることがミッションになるが、800円のラーメンを180杯以上売る労力と比べてどちらが自社の目指す方向に合っているかを検討する。



単純な値上げはキケンだが、ここまで極端な話でなくとも客単価を上げる検討は会社に潤沢な利益をもたらす効用がある。

「ウチはむずかしいな」という偏見を持たずに、少しずつ試してみる価値はあるはずだ。

弊社は今の理想的な仕事量でもう少し利益を残せたら、という道で模索しようと考えている。実現すればほどよい働き方で手元に利益が残り、次の成長の準備が整う。

「ムリ」と決めつけずに「どうしたらできるか?」という思考で突破しよう