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【ちょっと待って!】一所懸命にやりきったそのタスク、成果を生んでますか?

長期にわたって取り組んだ施策やタスク、その労力は一旦忘れて、成果はちゃんと出ているか検証しよう、という話

昨日は今月最初のサイトリニューアルに関してのミーティング。

オンラインで1時間ほどの内容であったが、あらためて1つのサイトを構築するのには大変な手間ひまがかかるものだと俯瞰して考えていた。



弊社のサイトですらこの手間ひまである。今回はディレクターの方に入っていただいて、わたしも極力参加して作り込んでいる。

このやり取りをすっ飛ばして業者任せにしては、見た目はカッコいいが何の役にも立たないサイトができあがる。

オンライン上に似たり寄ったりの特色のない(しかし多額の費用がかかった)サイトが蔓延しているのはそうした経緯からだと今回の取り組みで認識したが、かといって凝りに凝って作ればいいというものでもない。



今回の取り組みの中で、感心する仕事っぷりを見せてくれているのがディレクターの方である。

業者の方の作業工数なども考慮した上で、常に「それは成果につながるか?」という視点がブレない。



作り手は自身の労力も加味した上で作業に邁進しがちだが、その労力がしっかりと成果につながらなければ“徒労”と認定されてもおかしくはないのだ。

「一生懸命やりました!」が通じるのは20代まで。プロとして代価をいただくならやはり成果にこだわらなくてはならない。



そこを一番よくわかっているのがこのディレクターさんで、厳しい目を光らせながらも業者さんのプレッシャーにならないように配慮も忘れない。

労力を正しく成果に転嫁できるように導いてくれているように見えるのだ。

もちろん真の成果はリリース後、ということになるが、それもでこの過程をプロ意識で取り組んでいただけていることには頭が下がる。



作業とはやればやるほど自身の労働に対しての愛着や労いのような気持ちが芽生えがちだ。

それは一種のサンクコストの罠にも陥りかねないゆえ、第三者による管理や先導は重要なのだろう。

ミーティングは専門性が高く、半分以上何を話しているのか理解できなかったが、ぼんやりと人の仕事ぶりを観察して感心していた。

取り組みは成果ありきで考える。成果を伴わない作業は誰にでもできる


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