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【あきらめない!】100%はムリでも「ムダ」を省く努力はしてみよう

仕事において、支障をきたす「ムダ」な作業は、完全になくすことはむずかしいが、それでも少ない方がいい、という話

年始に掲げた仕事の目標の中に「ムダな仕事を排除する」という項目があった。

そこに向けて色々と取り組んでいるが、去年に比べて減ってはきたものの、まだ満足いく領域ではない。

わたしの場合の「ムダな仕事」とは、新たに定めたターゲット層ではない顧客層の仕事である。



ひとによって「ムダ」と思える仕事は様々だろう。それが自発的にしてしまっている分野なら見直す必要がある。



例えばこだわりすぎている資料作成や多すぎるインプットなど。

それらの行動のベクトルは自分に向いているため、正直まわりからしたら結構どーでもいいこと。

満足しているのは自分だけかもしれないし、そもそも仕事として成果につながっていない可能性すらある。



わたしがムダな仕事を排除することを目標に掲げたのは「時間」という貴重なリソースを確保したいから。

1ヶ月の時間の内訳を観察したところ、メインターゲットである顧客にもっと時間を割いて対応したいのにもかかわらず、そうではない顧客層の相手にずいぶんと時間を取られてしまっていることに気がついたからだ。



自己満足の資料作成やインプット過多は自分で気をつければ改善できる分野だ。それが誰のためにもなっていないのなら改めるべきだ。

では、何を仕事の目的とするか?

それは「やるべき仕事」である。



やるべき仕事とは、仕事を通して価値を届けたい人に向けた行動のこと。極端に言えば、それ以外の仕事はやる必要のない惰性の仕事ということになる。

上司の顔色をうかがうとか、人からこう思われたいとか、やってあげなくてはなどの考えはすべて意識が自分に向いてしまっているあらわれである。

それよりも価値ある仕事を届けたい人に時間や労力を割くべきであり、恋愛でいうなら、本命がいるのに八方美人に不特定多数のひとの意識も考えて自分が傷つく可能性を減らすような愚行である。



とはいえ、純度100%でやるべき仕事にコミットするのはむずかしい。

だが、「ムダ」仕事は1%でも減らす努力をしなければ、いつまで経っても思うような成果は得られない。

成果が得られない仕事は「ムダ」認定する。その仕事は減らす努力を怠らない