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【やっぱ違う】しかるべき“専門家”にコストを割け!
商売において、専門外の領域を自社でまかなうのではなく、その筋のプロにコストを支払って成果を得よ、という話
「15万円」
弊社が1ヶ月にサイト運用に割いているコストだ。これを高いと思うか安いと思うかは個人差があると思うが、わたしの感覚では「安い」と感じている。
というか、感じ始めている、と言った方が適切かと思うのは、そのコストが採算に合ってきているからだ。
弊社のような零細企業にとって月に15万円というコストは決して小さくない。
年間であれば180万円である。
削れるものなら削りたい金額であるが、そのコストが年間で180万円以上の利益を生んでくれるとしたらどうだろうか?
途端に安く感じてくるから不思議だ。
費用対効果の話であるが、サイト運用に関しては新サイトをリリースしてまだ1ヶ月ということもあり、回収のフェーズはもう少し先。
ただ、軌道に乗れば月に15万円のコストに対し、10倍以上の利益を生む可能性だって十分にあり得る。
重要なのはそのコストを誰に割くか?という点だ。
わたしがコストを支払っているのは、とある人の紹介でサイト構築から手伝っていただいている方。
その方が率いるチームがまあ優秀で、ミーティングのたびに「これは自前じゃ辿り着かない領域だな」思い知らされる。
その方のビジネスマンとしての良識や感性がすばらしいゆえ、チーム全体も質の高い仕事を維持しながら専門性を深めている様子。
これはあくまで好例だが、コストは割けばいいというものではない。
むしろ、世の中にはサイト運用や経営コンサルなどのわかりずらい分野において、高額なコストを要求するが成果がほとんどでない、なんてケースも多い。
「コアな部分で効果が出ています」「遅効性なのでもう少し成果を待ちましょう」などと言い訳をされ、コストを垂れ流しにしてしまったり。
その辺の見極めは1ヶ月ごとに相手の仕事ぶりを確認して、こちらが注視する必要がある。
コストだけ払い、「あとはよろしくね」という丸投げもコストをムダにしやすいので注意。
会社にとって大事なお金を使うのだから、そのお金が有効に使えているかは自身で把握しておくべきだが、しかるべき専門家にちゃんと使えば、大きな利益として返ってくる。
タダで会社が儲かるはずはない。
お金か時間かどちらかのコストを正しく割いてリターンを得よう。
自前で賄える範囲は限られている。リソースはコストを割いて手に入れろ