受験に受かるだけじゃない!小論文が解けるようになるメリット
「小論文」にどんなイメージを持っていますか?
面倒くさい、やらなきゃいけないのはわかってるけど億劫。。
そんな感じじゃありませんか?
総合型選抜の専門塾で、小論文の講師を担当していますが、受講生は皆大体、最初はダルそうに対策を始めています。
かく言う私も、受験生時代は、コツを掴むまで小論文は嫌いでした。
何度も「あなたの回答だと、採点できません。0点です。」と言われていました😭
でも悔しくて、毎日コツコツ練習していたら、ちゃんと結果はついてきました。
小論文が解けるようになって、点数が付いて、大学に合格できただけではなくて、他にもたくさんの効果がありました…!
今日は、そんな「小論文が解けるようになるメリット」について解説していきます。
「社会」がワカル!
小論文が得意になるということは、社会の仕組みや課題について詳しくなっていることと同義です。
なぜなら、小論文対策とは、どんな社会課題がテーマでも、どんな角度からの質問でも答えられるようにすることなので、必然的に「社会」に詳しくなるのです。
また、小論文対策で単に知識を詰め込むだけでなく、学んだ知識の中から必要なものを選び、自分の言葉でアウトプットする練習をすることで、より実践的な知識としてあなたの記憶に蓄積されていきます。
そのため、今まであまり理解できていなかった世界で生じている争いや環境問題、経済問題などのニュースの意味がわかるようになったり、大人の人と話すときに、明かに自分の「話せる分野」が多くなったりと、日常生活でも変化を感じることができます。
例えば、ウクライナでの戦争は何が問題なのかとか、パレスチナはなぜこんなにも紛争が多いのかとか、円安が起こると経済にどんな影響が生じるのかとか、普段目にするニュースがより自分ごとになっていきます。
ひらがなが読めるようになったあの頃、街の看板や標識に何が書いてあるのかが分かるあのワクワクと似ていて、だんだんと日常の「分かる!」が増えるあの感覚を追体験できますよ😏
「自分」がワカル!
さらに、小論文は社会だけでなく、あなた自身の理解度も高めてくれます。
対策を進める中で、
この分野、書きやすいな〜とか
なんか、この分野ばっかり対策したくなっちゃな〜とか
この傾向の問題は毎回高得点だな〜
みたいなあなたの「偏り」が見えてきます。まさにこれが、あなたが夢中になれるものの「火種」だったりします。
また、小論文対策では言語化能力と論理的構成能力を鍛えていきます。
小論文は「筋トレ」と同じだと、よく表現しますが、対策によって脳を鍛えることで、だんだんとあなた自身の表現の幅や知識の幅、自分や社会への理解の幅が広がっていきます。
つまり、小論文対策によって身についた能力は、必然的にあなたの自己理解を促してくれるのです。
そんなこと言われても、面倒は面倒!
…そうですよね笑
社会が分かると言ったって、自分が分かると言ったってやりたくないものはやりたくないですよね。
でも、あなたはラッキーなのです。
受験で、必然的に向き合わなければならない小論文は、いずれ必ずあなたの可能性を広げ、社会とあなた自身の理解度を高めてくれます。
そう、未来を切り開いてくれるのです。
胡散臭くなりましたが、それでも小論文は面倒だ!というあなたのために、次回は書店で手に入る「おすすめ小論文教材」を解説していこうと思います。
対策は、早ければ早いほど吉ですからね😉
最後に
GALでは、4月14日に無料の「小論文模試」を開催いたします!
一般入試でも、総合型選抜でも、指定校推薦でも、どの受験方式を検討している人でも実りのあるプログラムとなっています。
気になる方はぜひ、お問合せください✨