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ひとり人事の私が、人事コミュニティに入って得られたもの。【会員さんインタビュー】

こんにちは。
「金沢の人事部」です。

今回は、企業の枠を超えて北陸の人事・経営者が集まり、日常的に相談や学び合いを行っている【オンライン人事コミュニティ HRラボほくりく】の会員さんを直撃インタビュー。

ぶっちゃけ、HRラボほくりくってどうなの?

気になる本音を聞いてみました!

(左)インタビュイー:
濵本 和香奈さん
株式会社KXホールディングス
人事労務部 採用担当
HRラボほくりく会員歴8か月

(右)インタビュアー:
立野 翔大さん
HRラボほくりくコミュニティマネージャー


人事が天職!でも、個社の力には限りがある。

ー人事としてのご経歴について教えてください。

人事としての経験は通算3年程です。
もともとは人事を志望していたわけではなく、前職に入社した際の配属がたまたま人事部だったというのがきっかけです。そんな私ですが、新卒採用の担当者として学生さんと接する中で「濵本さんって人事が天職ですよね!」と言われたことがあって、今ではこのお仕事を続けることに自信が持てています。

ー HRラボほくりくの中でも、「はま(濵本さんのニックネーム)は 司会やファシリテーションが上手!」と話題になりましたよね!現職でも、新卒採用を担当しているのでしょうか?

ありがとうございます!笑

元々はKXホールディングスのうち、障害者の就労支援事業を行っているヴィスト株式会社で新卒・中途採用を担当しておりました。現在は、CHROの下でグループ全体の採用業務を任せていただいております。

2025卒より、ヴィスト以外のグループ各社でも新卒採用に挑戦していくことになったのですが・・これが本当に未知の領域で!会社としてのコンセプトや理念などもこれから組み上げていく段階ですし、PRの仕方や学校との連携、どのようなイベントに出ていくかなど今後考えていく必要があります。また、ホールディングスの強みを活かしてグループ間でキャリアアップできる仕組みをつくる構想もあり、その辺りを一から企画することになっています。基本的に一人で回しているので、やりたいことは沢山ありますが一つ一つ、という感じです。

採用活動の様子

ー 会社からとても頼りにされているのが伝わってきます。様々なミッションに向き合う中で、課題に感じていることはありますか?

ヴィストは、チームプレーを大切にしていたり、スタッフや利用者さんの人生が豊かになるように考えて行動するという価値観が浸透していて、とても温かい会社なんです。人事として、自社の魅力について心から語れるというのはとても大切なことだと感じています。

一方で、知名度がある会社ではないので、どのように認知を上げるかというのが採用面での課題です。そのために出来ることは沢山あると思いますが、予算との兼ね合いもありますし、個社の力だけでは限界もあるなぁと。例えば北陸の中小企業合同で採用イベントを開催できれば、今まで認知していなかった学生さんとも会えますよね。前職ではそのようなコラボイベントを企画したことがあり、自分自身も楽しかったので、そういったチャレンジができればいいなという思いはずっとあります。

他社の人事さんと繋がりたい!HRラボほくりくとの出会い

ー はま と最初に出会ったのは、金沢の人事部が企画する「若手人事交流会」でしたよね。

はい!
全3回のうち、2回参加させていただきました。

ちょうど転職したばかりの頃で、是非他社の人事さんとお話してみたいなと思っていました。でも、そういう機会ってほとんどないんですよね・・!

現職ではそこまで合説に参加する機会も多くないですし、参加したとしても「お忙しいかな・・」と気を遣ってしまって、いきなり他社さんのブースへお邪魔することもできなくて。めったにない人事同士の交流の場ということで、これは行かなきゃもったいない!という精神で参加しました笑

ー もったいない精神、素敵!実際に参加してみていかがでしたか?

どの人事さんもそれぞれに課題を抱えていて、自分だけが悩んでいるんじゃないんだなと改めて感じました。例えそれが共通の課題ではなかったとしても、皆さん迷いながら頑張っていらっしゃるということ自体が、すごく励みや刺激になりました。私だけじゃないんだなって。

私の目の前の課題は採用ですが、例えばオンボーディングやエンゲージメントなど、今後自社でもそういう課題が出てくるのかも!みたいな、自分が今悩んでいないことに対して考える機会になったのも面白かったです。

金沢の人事担当者同士
本音で語り合いました!

実は、この交流会で出会ったことをきっかけに、他社さんが主催する採用イベントにゲストとして呼んでいただきました。そこから弊社へ興味をもち見学会へ参加してくれた学生さんもいて、とてもありがたかったです。もともと接点のある会社ではあったのですが、交流会でお会いしたからこそのご縁だと思っています。その後も、合説の場でご挨拶いただいたりですとか、話しかけやすい存在になれたのかなと感じています。

ー 後日談を聞けて僕もうれしいです!そこから、HRラボほくりくへの入会に踏み切ったのはなぜでしょうか。

若手人事交流会で得られたような学びや繋がりを、単発ではなく継続的に得られたらいいなという思いがありました。シンプルに、HRラボほくりくの方々に親しみやすさを感じていたことも大きかったです。

社内で入会の相談をしたところ、人事同士の繋がり・学び合いを目的としたコミュニティであることに対し、良いリアクションをしてくれて。費用面がネックにならないか心配していましたが、柔軟で部下を育てる意識の高い上司だったので、思いのほかすんなり決まりました。

HRラボほくりく では
すっかりいじられキャラの はま

繋がりだけではなく、実務に活かせるアドバイスも受け取れる場。

ー 入会して8か月。実際、色々なイベントへ参加してくれていますよね。

はじめて参加したのは、1冊の本を分担して読み、みんなで対話をして気づきを深めるという読書法(アクティブ・ブック・ダイアローグ®)を用いた対話会でした。

毎月本を買って読む習慣はなかったので、人事領域のトレンドや自分の知らなかった知識について学べたり、そのことについて人事の方々と話し合ったりできる機会があるのは非常にありがたいなと感じます。

対話会の様子

一番印象に残っているイベントは、「智慧の車座」です。
私が相談役になり、実際に自分の悩んでいることに対して1時間ほどヒアリングやアドバイスをいただきました。

マッチングの精度を上げるため選考フローの見直しを図っていた時期で、皆さんから状況について細かな質問をいただき、課題を解決するための具体的なアドバイスをいただきました。すごく印象に残るアドバイスばかりでしたが、総合的に考えてまずは「カジュアル面談の実施」を行うことにしました。これまで一次面接は現場のマネージャーに任せていましたが、採用担当者である私も一緒に入ることで、求職者さんの内面についてもより引き出せるのではないかと期待しています。

少人数制でじっくり対話しました

対話会のように人事としての知見を学べることもありがたいですが、実際のアクションに繋がっていることを考えると、実務に直結するような課題解決の糸口をいただけるというのが私が感じているこのコミュニティの価値かもしれません。

ー はま が自社の課題についてかなり具体的な話をしてくれたことが、アドバイスの質を上げてくれましたね。逆に、もっとこんなこともできたら・・と思うことはないですか?

どうしても日々の業務を優先しがちで、まだまだ自分が活用しきれていないなというのも感じています。特にSlackについては、自分にメンションがついている投稿の内容を追うのに精一杯で、自らみなさんへ質問や相談をしたり、「こういうテーマで話しませんか!」という提案をするところまでいけていないので、そこは今後の課題です。

ー ぜひ!迷ったら聞く、ぐらいが丁度良いと思うので!
僕らも、もっと質問しやすいような仕掛けを考えていきますね。

北陸の採用担当者さん、お待ちしています!

ー 最後に、この記事を読んでくれている北陸の人事担当者さんへメッセージをお願いします!

私は採用業務をメインで担当しているので、同じ立場で情報共有ができたり、合同でイベントを企画できるような仲間が欲しいなと思っています。和気あいあいとした雰囲気で楽しく学び合いたいですし、同じ採用担当者でも会社が変われば違った視点での相談や質問もあるのかなと思っていて、「私が思いつかなかったことを聞いてくれてありがとう!」ってお互いに学びを深め合えるような方がいてくれると心強いです。

ぶっちゃけトーク
ありがとうございました!!!

撮影:Nao
ライティング:でぐみう

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