みんなの日常は「あたりまえ」?【第7回中学生夢ゼミレポート】
11月の第7回は、いつもは別々で参加している生徒がコース隔たり無く、月曜コースと金曜コースの両日参加できる回でした。はじめましての人とも、関係性ができてきた人とも楽しめましたか?
今回のテーマは、「日常を噛みしめる」
家と学校を行き来する毎日の繰り返し。そんな生活は自分の中で「あたりまえ」になっています。でも、いつもより細かくその日常を噛み砕いて、その時の感情も振り返ってみたり、他の人と比べてみると気づくことがあるかもしれません。
まずは、チェックイン!
自分の日常の一部を切り取って、他の人と組み合わせることで、面白い文章を作ります。
実はこの「だれが、いつ、どこで、なにを、どうした」というゲームは中学生が提案してくれたものです。2人の中学生がミーティングに参加してくれて、一緒に考えました。当日は、ゲームの説明をしてくれたり、場を一緒に盛り上げてくれました。
日常を深ぼる
次に、自分のある日の1日を振り返ってみました。事実の出来事だけでなく、より具体的に、その時の感情まで深ぼってみます。
自分が勉強をしているときに、まだ誰かは寝ていたり、ドラマを見て号泣いしていたり。全国各地の中学生の1日の過ごし方はもちろんのこと、同じことをしていてもその時の感情は違いがありました。単に、みんなの1日の出来事がズラーと並んでいるだけでも、本当に多様な過ごし方をしているなと感じることができる回でしたね。
他の人の日常をみてみると
最後に、自分の1日を紹介しながら、他の人の日常と比べてみます。
印象的だったのは、中学生が自分の日常を楽しそうに紹介し、他の人の日常を楽しそうに聴きあっている様子。他の人の日常と比べることで、自分の日常との違いや共通点に気づいたり、他の人の「いいなー」と思うところを見つけ、自分の日常の面白さを発見している中学生がいました。
本当に素敵な時間でした。
自分の日常は誰かにとっては、「あたりまえ」ではないし、もしかしたら「憧れ」の日常かもしれませんね。
でも、「この人の日常にいいなー、こんな過ごし方してみたいなー」と言っていると、もしかしたら誰かと心が入れ替わってしまうかも!
みなさん、お気をつけて!(笑)
(この記事を書いた人:うららと入れ替わってしまった村松陽)