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本を読む余裕のある生活が好き

おはようございます。今日は朝からスタバに来ました、平日なので空いていていいですね。

エスプレッソアフォガートフラペチーノっていうのを飲んでます。これ前からあったのかな?すこし濃いめで美味しい。目が覚めていく・・・(気がする)

きつい

最近SPIの勉強を再開しました。やったことある方がいたらわかると思うんですけど、設問ごとに脳みその違う部分を使っていて一つをやっていたらいいとかではないのでめちゃくちゃ集中力が持続しません。

SPIを知らない方用にすっごい簡単に書くと、就活のときに使われたりする頭の回転力テストみたいなものです。私は特に(みんなそうなのかな)非言語が苦手です。

本当に愚痴に近い物になるんですが、なんかまあ・・できたりできなかったり・・・運か?ってくらい出来が不安定なんです。始めたばっかりで嘆くのもあれなんですが、今までの勉強の成果のでかたと違いすぎる!!

これができたから次ができるとかでもなく、その果てしなさに「私ってめちゃくちゃアホちゃんなのかも・・・・」って膝から崩れる気分でした。

結果、集中力も切れてFFの年上のお友達に泣きつきました。「普通に最初はそんなもんなので焦るな(めっちゃ要約)」と言われてちゃっかりそうだよな・・ってなりました。こういうときのためにも知り合いは助かるね・・。

講義中の隙間などを縫って、図書館で参考書を一冊借りてその返却期限までにひととおりやるって言うのを目標に今地獄の輪廻の中にいます。頑張ります。

本棚

昨日読んだ本が革命だったので書きます。(SPIから逃げたわけではない。決して。)

星のように離れて雨のように散った/島本理生

昨日読み終わった時点で記録ノートに「びっくり!!!言語化の連続!!すごい!!」って書いてあります。笑う。やましいな

この本は院生の女の子が主人公で、社会人との彼との付き合いや家族の宗教問題、子供時代のトラウマなど様々な内包された問題と向き合っていくお話です。表現的に会話も多いしフラットに読めるとは思いますがテーマは重めですね。

なにが印象的だったかというと、「自立」っていうテーマが大きいかなって自分の中で昇華しています。物語の最初は緩やかに上記のような問題が垣間見えるだけなんですが、進んでいく内に本質(なにが原因でなにに違和感をかんじているのか)を明確に突き進んできます。他の島本さんの本よりも核心に迫る勢いがある本だったように感じます。

話は戻るんですが自立って生きていく上、ひいては特に恋愛の中で特に重要だと昔から思っているんです。でもそれってなんでだろう?って明確に言葉にして理解できてなかった気がします。その点この本はそれがうまく書かれていると思います。何かと失敗体験がないと改めて考えを見つめ直すことって無いような気もするから、良い機会だった。

恋愛相手に対して主人公が「私が混ざる前のただそこに単体として存在していた彼のことが本当に好きだったのだ」って放った一文。私も主人公ほどではないけど自分に自信が無いことを踏まえて考えると、自分と関わるようになって「私を含んだ相手」が出会う前より劣化して見えるのは、自信の無い自分というエッセンスが加わったみたいに感じるからそんなことを思うのかも知れないと思いました。

私も「出会った頃のあなたが好きだから自分に少しでも依存して欲しくない」って昔付き合っていた人に言ったことがあります。多分同じような、”私と混ざる前の相手”がどうしようもなく好きだったんです。自由に生きていて、私の知らない世界を持っていて、私がいなくても生きていける、そんな相手が一番好きでした。そこの感情をはっきり言語化された感じが何となく居心地が悪くて、それでも一番印象的でした。

宗教の話も出てくるのですが、身内にそういうトラブルはない(知る限りでは存在しない)ので、あんまり実感がなく、それでもハラハラしました。割り切れない性格の主人公の行動は「わたしならちがうことをするな~」って思ったけど、今思えば”頼れる人の存在の有無”が主人公より恵まれている気がするので自分の環境の見つめ直しにもなりました。

さて、そんなトラブルを抱えた主人公が自分と向き合うには正しい距離感でお互いに依存や感情のむやみなぶつけ合いがない人たちとの関わりが大きな鍵だったと思います。人という生き物はコミュニティに所属している以上、他者との関わりは必要不可欠ですがそこに沼っていくような関係では正しい歩みを進められないと感じました。

ただ、「自立はひとりぼっちになることではない」というニュアンスの発言も頷けました。確かに自分で生きる力というのの中には(矛盾みたいな表現で難しいけど)他人との関わり合いも含まれている気もする・・。
その自分で立つ力と同時に力をかけずに他人と手を繋ぐ力みたいなギリギリのバランスの中でわたしたちは生きているのかも知れません。

この本ではその所謂”適切な距離”と”間違った距離”がどちらもわかりやすく描かれていたので比較しやすいと思います。

すっごい感想が長くなってしまった。個人的にずっと読みたいと思っていた最中、お誕生日をきっかけにいただいた本で読めて嬉しかったです。
結構最近の本でコロナとかも題材に入ってるんですよね。時代~


今日はまたゆるりとショッピングでもして帰宅して、また引きこもろうと思います。めちゃアツシーズンは抜けて清々しい気温が続いていますね。

みなさま良い週末を。



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