
心に響いた『頭文字D』の名言
頭文字Dは自分が運転免許を習得した今の息子と同じ歳の頃に読んでいた大好きな漫画です
就職した頃にはアニメも放送されました
さすがに峠道をあんなドリフトをして走りたいなんて思いはしませんでしたが、あのようなカッコいい車に乗りたいと憧れて頑張って仕事をしていました
そのように普通だったら主人公の"藤原拓海"のドラテクが凄いとか車の絵がリアルでカッコいいだとかと思うのがその頃の頭文字Dを見る醍醐味だったはずなのですが
自分が"おじさん"
になったからなのか?
久々にサブスクでアニメを見直してみると
カッコいい!!と思えるところが違っていました
↓この名言に感動
この言葉はS2000を運転するおじさんドライバーの"ゴッドアーム城島"の言葉なのですが、登場人物には若者が多いのに今の自分が目に入ってしまうのはこんなおじさん達なのです
拓海の父(文太)が息子を成長させるために車に色々な工夫をしているところとか、レースで車が壊れて峠で困っていたところに何も聞いていないのに突然トラックで現れるところとか
この言葉の
『どれほどの技術を習得していてもこれでいいと思ってしまえばその状態を維持する事も難しい!
常に上を向いて努力を続けていなければその上のレベルに以降する事はできない
道を極めるという事はそういうものだと思っている』
こんな事を言ってくれるおじさんてカッコ良いじゃないですか!!
今の会社には『昔は自分もやっていたのだからなんでもできるからおまえ達がやればいいんだ!』と私達が仕事をしているところを腕を組んで眺めているだけの“最優秀な上司様“がいるのです
いざ仕事をやらせてみるとミスばかりしていて人には厳しい事を言うのですが、自分には甘く自分のミスは揉み消してしまうような人なのです
"そんな人"を見て思うんですよね!!
昔やっていたのだから
今でも楽勝だ
なんて事はない
人間は楽をしたくなるものです
でも楽をしていたら現状維持も難しくなるのです(会社も何もしないでいたら昔のままではいられない!)
人のうしろで腕を組んで眺めている自分がカッコいいと思っているのかも知れないけれど
"そんな人"よりも
どんな事でもミスなくクールにササッとこなすそんな先輩の方が一緒に働く人からしたらカッコ良く見えると思うのですよね
自分は出世街道からは外れてしまっている人間なのだけれど"城島"のこの言葉をもう一度心に刻み
そんなカッコいいおじさんになっていきたいと思わせてくれる私の心に響いた名言なのであります。