家族とのお別れ
2023年01月20日(金)pm.1:20大切な家族が旅立ってしまいました。
うちには自分が産まれる前からずっと犬がいます。
毎回亡くなってしまった時には悲しすぎて
もう飼うのはやめようと家族で話すのだけれど一年もしたら寂しくなりまた新しい家族が増えていました。
今回室内犬が始めてで
息子が3歳の時に母が一目惚れをして連れてきました。
いつもなら父と母でペットショップに行き買ってくるのだけれど、突然母が連れてきたので父に『おまえがしっかり面倒を見ろよ!』と言われたのだけれど、今までずっと父がしつけや世話をしてきたので母はどのように育てたらよいのか分からず、今までのように外で飼うつもりだったらしいのです。
しかし父に『ミニチュアダックスフンドを外でなんて可哀そうだろう!!』と怒られ
結局慣れている父が育てることとなりました
名前は"そら"
3歳になりやっと少しずつ話せるようになってきた息子が考えてつけた名前です。
息子が今年で18歳になるので誕生日を迎えると15年になります。
犬の年齢は普通に一年で一歳ではないので
彼の年齢はもうすぐ76歳
自分も息子も"そら"もみんな3月産まれなので最初は1番下の弟みたいな存在だったのですが(そらが5日、私が12日、息子が19日と1週間違いの誕生日なんです。)
今では家の中でも最高齢の長老様になっていました。
今まで飼ってきた犬の中でも1番の長生きで
ダックスといえば歳を取ると腰痛に悩まされ歩けなくなって車椅子を使用するなんて話しを聞くのですが、そんな事もなく最後の日まで自分で歩いて外にトイレにも行けていました。
今までの犬は何かの病気で苦しんで亡くなったのですが、それとは違い歳なので今回は入院などせずに家族みんなで見守ってあげようと言う事になりました。
父は釣りやゴルフが趣味なので泊まりで行きたいのだけれど『オマエがいるから日帰りになっちゃうじゃないか!』などと毎回憎まれ口をたたかれるのだけれど可愛い顔をして見つめているので父もメロメロ
はじめての室内犬だったので親は何度も一緒にペットと泊まれる宿に旅行にも行っていました。
自分の転職の時には仕事の悩みを聞いてもらったり、息子が自転車に乗れるようになった時にはカゴに入れて散歩をしたり、雪が積もり雪遊びをしている時には脚が短いので顔まで埋まりながら走り回ったり
辛い事も楽しい事もいつも一緒に過ごしてきました。
最後の日になったのは金曜日
自分は仕事だったので見届けてあげられなかったのですが、お昼ごはんは食べれずもう長くはないのだけれど《トイレに行きたいから外に出してくれ》というので庭に出てトイレを済ませてから父が抱っこをし毎日散歩をしていたコースを一周して来てこたつに入ったら眠るように息を引き取ったそうです。
僕らが仕事から帰り顔を見に行った時にもいつものように寝ていて『ごはんだよ!』と言えば普通に起きてくれそうでした。
老衰なのだから仕方ないと分かっていてもやはり家族が1人いなくなると寂しいですね
息子は初めての"大切な人"とのお別れでとても悲しがっていましたが〈命あるものは亡くなってしまう〉という基本的な事なのですが実感することができ良い経験になったと思います。
今では先立ってしまうかもしれない高齢者にはペットは販売してくれないので『もう大好きな犬を飼えないな〜』なんて親は言っていますが4月には息子も東京に行ってしまい寂しくなるので僕らが飼い出してしまうかな?
うちは犬だけなのですが猫・鳥・豚・ヘビなど世の中には色々な家族(ペット)と一緒に生活をしている方がおられます。
お別れはとても辛いのだけれど一緒に過ごした大切な時間はなくてはならない宝物だと思います。
そらちゃん
本当にありがとう
ご冥福をお祈りいたします。