全力で働き全力で遊ぶ
4月から働きだした人達は1ヶ月が過ぎ仕事にも少しは慣れてきたかな?
もう何十年にもなりますが自分の新入社員だった頃の事を書かせていただき読んでもらった方の少しは役に立ってもらえたらと今回は記事にしたいと思います。
よれしければお付き合いくださいませ
新卒で入社した会社での初の上司の口ぐせが
仕事は"楽しい"か?
でした。
しかし慣れるまでは仕事を覚えるのが精一杯で楽しんでなんていられません
仕事を覚え慣れてからは若かったこともあり
休日に遊びに行く事が楽しみで
仕事は遊ぶためのお金稼ぎくらいにしか思っていなかったので楽しんでなんて働いていませんでした。
しかし
自分もあの時の上司と同じ年齢となり
彼が言っていた事が今では分かるようになってきました。
不況のためにその会社もなくなり業種の違う仕事に転職してもう10何年以上となり
その上司とも離れてしまったのですが
今でも年に数回はお会いをし焚き火を囲みながらお酒を酌み交わしています。
今でも飲みながら話しを聞いていると毎日がとても楽しそう♪(70才を過ぎた今でも人生を謳歌しています。)
なんでそんなに楽しめるのかな?と考えてみると若い頃に教えてもらった"あの事"を思い出しました。
彼は趣味も多くロードバイクにヨットに登山にキャンプにと数えられないほどでした
当時はそれならやはり『自分と同じく休日の趣味のために頑張って働いていたのでは!』と思っていたのですが
そうではないのです。
今の職場の上司や先輩には仕事を選び
自分の興味のある仕事はやるのだけれど
重たかったり面倒くさかったりする仕事からは逃げて後輩にやらせて背後から見ているだけという人もいるのですが
彼は自分から進んで楽しみながら仕事をしていたのです。
その時に彼が言う口癖が「どんな事でも自分のためになる!本やパソコンで調べる事は誰でもできるけれど、自分が経験してみて上手くいかず繰り返し調整をし仕上げる事で自分の"モノ"になるんだよ」でした。
あの頃の趣味のモトクロスバイクやヨットやキャンピングカーなどは壊れてしまった安い中古を買い職場が鉄工所だったこともあり、お昼休みに会社の工具を使用し自分で全て治して使っているのでそれほどお金はかからなかったとのこと
やっぱり彼みたいに
仕事も遊びも
全力で楽しんでいると
毎日が楽しめるんだよな!!
自分は最初の上司がこんな考え方をする人で本当に良かったと思っています。
人間楽をしたいと思ってしまう気持ちも分かります。
そりゃ〜誰かに面倒くさいことはやらせて楽していても同じ給料をもらえるならそっちの方が楽でしょうょ
でも楽になってやる事がなくなり
暇でつまらない一日を過ごすようになってしまうのも自業自得です。
その面倒くさい事を進んでやり楽しんでこなして自分の"モノ"にしてしまった人には次からはそれは楽勝な仕事でもっと上を目指せるのです。
その自分の"モノ"にした事は仕事だけではなく日常でも趣味の時にでも役に立ち自分の"ハバ"もどんどん広げてくれるのです。
誰かにやらせて後で見ていたのだから『自分も出来るんだ!』は"ムリ"ですよ!!
だからやらない人はずっと出来る事は"そのまま"今までやっていた事しかできないんです。
この事を自分も息子や後輩に教えてあげられる彼みたいな先輩になって行きたいと思った5月のスタートなのでありました。
今回は長文となりましたが
ここまで読んでいただきありがとうございました。
この自分の経験談から若い子たちが少しは学べ良い人生を歩んでくれたらと願っております。