及格不及格?/ 合格した?ダメだった?
jí gé bù jí gé
及格不及格?
定期テストならまだしも、高校や大学受験した人に、「ダメだった?」とは聞き辛い。
年明け1月14日、15日には大学入学共通テストが行われ、中学、高校受験もスタートする。1月から3月は受験シーズンだ。
日本語なら「どうだった?」とそっと尋ねるだろう。優しいね、日本語は。中国の人に言わせれば中途半端。どっち?ハッキリ聞いたら?とか言われそう。
真ん中に「不」を挟むこの型の短い問いかけは
高兴不高兴?(うれしい?うれしくない?)
难受不难受?(つらい?つらくない?)
舒服不舒服?(気持ちいい?気持ちよくない?)
知道不知道?(知っている?知らない?)
好吃不好吃?(美味しい?美味しくない?)
など、まだまだありそう。
どっちなんだ、ハッキリしろ、という感じが出てる。
だいぶ以前、試験の合格点は「及第点」という言い方をした。それを取れなければ落第。落第を免れるためには
补习学校(予備校)
辅导(家庭教師)
など、しっかり勉強して、
补考(追試)
を受ける。
成绩不及格就得补考。(不合格なら追試を受けなければならない)
我が身を振り返れば、高校三年秋の文化祭でバンド演奏していたくらいなので、数校大学受験するも当然のように全滅し予備校通い。浪人の末、翌年五校受けて合格したのはたったの一校。
よって、受験期間中の息子にアドバイスできることは皆無。
諦めが肝心?
トホホ。
皆さま、良い年をお迎えください!
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