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「絵を読む」(イコノロジー)の功と罪

珍しく今回の内容はピリ辛です。まぁたまには良いでしょう。
その代わり、特定の人や作品について触れることはしません(ぼかします)。

先日、とある美術関係の研究発表を聴きに行きました。
若手研究者の発表で、重鎮とされる先生方の評価も高かったのですが、逆に私は聴いている内にどんどん違和感がつのって、なんともモヤモヤした後味となりました。

何がそんなにモヤモヤしたというのでしょう。

その時の発表で、用いられたのが図像学的アプローチでした。
いわゆる「イメージ(図像)を読む」技術です。

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