私たちの心について~かつての常識が非常識になる~
がくさんです◎
地方公務員6年・国家公務員2年(出向)・民間企業(IT企業)2年を経て、個人事業主として独立。現在は、ベンチャー企業(クラウドファンディング企業)の社員&プロコーチとして活動している34歳一児のパパです。
2023年5月から現役公務員限定のライフキャリアコーチングサービスを運営しています。
本記事では認知科学の歴史に関わる内容を書いていきます。
かつての常識が非常識になる、時代の変遷に合わせて情報がアップデートされていることを認識し、私たちの「心」にフォーカスを当てていきます。
【1行動主義】
皆さんは「行動主義」というアプローチ手法をご存知でしょうか。初めて聞いたという方も多いかと思います。
1913年、日本でいうと大正2年、山本権兵衛氏が第16代内閣総理大臣に就任し、第1次山本内閣が発足された年に、アメリカの心理学者であるジョン・ワトソン博士が提唱しました。
ざっくりと言うと、人間の私たちの心を存在しないものとして扱い、与えられた刺激(入力)とそれに対する行動(結果)のみに着目して人間の行動を分析しようとする考え方です。
私たちの心は客観的な分析をすることができない、ブラックボックスであるため、科学的な定義付けができないことから、研究対象から外して客観的に得られる情報から人間を理解しようという学問です。
この行動主義から人間の行動を理解しようとするアプローチは当時は多くの研究者、学者が注目し1950年代以降においても主要なアプローチ方法として世の中に広まっていました。
【2認知科学】
この行動主義に対して意義を唱えた学問が「認知科学」であり、ハムキャリのセッションでも活用するコーチングの理論となります。
認知科学は、行動主義がブラックボックスとして無視してきた、人間の「心」に着目をしました。
外からの刺激(インプット)と行動(アウトプット)の間にある、人の心(内部表現)において、何かしらの情報処理が走っていると捉え、この情報処理プロセスにおいてどのような処理が行われているのかを探求する学問です。
エクセルの関数に着目するといったイメージです。
認知科学においては心、人の情報処理を探求する学問であると上記で説明しましたが、現状でも全て明確に解明されているというわけではなく、未だに分からない部分が多いである状態のようです。
インプットに対して、結果が出た時に、その結果が出るまでにどのように私たちの心の中で情報処理がなされたのか、結果として出た行動と整合性が合うのかに着目します。
【3心とは】
私たちの心は、色々な価値観、感情がうごめいています。これまで生きてきた経験やその人の性格などからその人にとって重要なものはなにか、物差しがが決まっています。
何が重要であり、何が重要でないか優先順位をつけており、物事の重要性の序列は人によって異なります。
世の中、世界の情報を入力した後、自分自身の中にフィルター(情報処理)を通じて再び世の中、世界に対して出力しています。
そして、その重要性を判断するにあたって、思考も無意識(システム1)と意識(システム2)に分かれています。
この無意識と意識の関係性を把握するだけでも、メタ認知能力があがり、日々のパフォーマンスにも影響が出てきます。
この点については次回のnote記事で説明します。
【4少しでもご興味を持ってくださった方へ】
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定期的にnoteなどで発信します。
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