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子どもたちよ、ホストを目指せ
タイトルは冗談です。(スイマセン)
今回は読書記録ということで、読んだ本の自分が共感したところ、関心があったところ、などを書いていこうと思います。
第一弾はローランドさんの「俺か、俺以外か。ローランドという生き方」という本について書いていこうと思います。
なぜ読もうと思ったのか?
ローランドさんを初めて知ったのはテレビ番組だったと思います。
「この人のトークめちゃくちゃ面白いなぁ」
「めっちゃ自分大好きなんだなぁ」
といったなんとなく”面白そうな人”という印象を持ち、本を出しているということを知ったので読んでみようと思いました。
圧倒的な自己愛
本を読んで一番感じたことはローランドさんがとても自分自信を愛しているなということです。
だからこそ自分の哲学や理念に反したことは徹底的にしない、ということを貫いているそうです。
昔、歌舞伎町が荒れていた時代、ローランドさんが命を狙われていたことがあったそうなのですが、周りから
「そのブロンドヘアーは目立つから黒にしなさい」
と言われた時ですら、決して髪を染めなかったという話が載っていました。
中々そこまで自分を貫いたり、自分を好きでいることなんてできません。
現代の日本では子供たちの自己肯定感が他の先進国と比べて低いことが時々話題になります。
ローランドさんがそこまで自己愛を持つようになった原体験に僕たち大人や教師ができる、子供達の自己愛、自己肯定感を高めるヒントがありました。
周りから愛されることで自分を愛するようになる
ローランドさんがそこまで自分を愛する等になった原体験は、幼い頃から周囲が自分のことをすごく大切に育ててくれたからである。ということが載っていました。
現代の教育現場では、画一的な子供を育てる校則、運動会や定期テストで順位をつけられ、結果で評価されることが多い風潮などがあり、それが”絶対悪”とうわけではないと思いますが、少なからずそういった文化が”褒められる”、”大切にされている”と感じる経験が少なくしていると思います。
だからこそ、僕たちは日々の生活の中で子供の些細な言動を見逃さず、”自分は大切にされているなぁ”と感じる言葉がけをしていかなければいけないと改めて感じさせられました。
限りある人生の時間を楽しく
また、個人的にすごくいいなと感じた内容は、ローランドさんがデートでドライブに出かけ、渋滞に巻き込まれた際に彼女にいった一言です。
「これ全部、俺が用意したエキストラ。少しでも長く君と居たいからね。」
すごくないですか?普通こんなこと言えません。(笑)
自分自身を愛しているからこそ、トラブルにも余裕があり、また、自分と同じ時間を共有している人も大切にしたいというローランドさんの気持ちの表れた発言だと思います。
限りある人生です。トラブルに巻き込まれることもあるでしょう。しかし、そんな中でも少しでも楽しく過ごせるような言動や、思考をしていきたいと考えさせられる内容でした。
終わりに
タイトルに「子供たちよ、ホストを目指せ」と冗談で書きましたが、ホストとは言わずともローランドさんの思考や言動を一つの人生の参考にしてほしいなと思いました。
継続して読書記録頑張ります!!
ありがとうございました。