【保存版】外資系コンサルタントがおすすめするビジネス本24選
はじめに
外資系コンサルティングファームに勤めるニコンと申します。普段はtwitterにてコンサル業界での学びやビジネス書について発信しています。
これまでツイートしたオススメ書籍に関する投稿をジャンル問わず備忘録としてこのnoteにまとめました。
都度アップデート予定なので、ビジネス書やコンサルに興味のある方はnoteをフォローいただけると幸いです.
また、筆者がSIer営業職から第二新卒でコンサルに転職し、生き残る上で役に立った本は下記noteに切り出しているのでこちらもぜひ。
未経験領域にアサインされた時に1番最初に読む本
コンサルでは経営企画や営業、サプライチェーン、人事等、色々な領域のPJに突然投げ捨てられ、その改革を担う. この本は各業務の全体像が割と網羅的に書かれていて、専門書を買う前のキャッチアップ一冊目に使える本、有用.
営業や提案活動時に使える鉄板本
SIer営業時代、尊敬していたお偉方に紹介いただいた本. 提案内容が"どう企業変革に影響を与えるのか"というコンサルやSI案件の受注に際して肝心要となるストーリー構築の参考になる. コンサルやSIer勤務で、特に提案活動に携わる人にオススメ.
(番外編)外資コンサルが愛用するペンとノート
某BCGで推奨されていた(らしい)紙とペン. コンサル入社以来、必須の思考整理アイテム. 水性でスラスラ書きやすくて、ノートのサイズ感も大きすぎず小さすぎずで丁度良くて愛用してる. 何より、某社推奨だと思うと、使うだけでテンションが上がる()
プレミアム価値の付いたクラウドビジネスの教科書
Salesforce社起業時のストーリーを語った本. クラウドビジネスに関する内容だけでなく、某社の起業・マーケティング・営業に関する戦略が細かく記載されている. 廃盤に伴い、現時点で既に定価の約2倍に値上がりしている激レア本.
メンタルケア・自己啓発本〜仕事や人間関係で悩んだ時に〜
個人的に、メンタルは他人の目線をを気にしすぎて弱っていくケースが多いと思うので、周りを気にせず自分らしく生きる為に役立つ本がオススメです. その観点で、以下二冊を推薦します.
嫌われる勇気は、何らかの意思決定のタイミングや嫌なことがある度に学生時代から繰り返し読み返してます.
反応しない練習は、社会人になって嫌な上司や顧客に心底疲れきった時に出会って、読み進めながら泣きました.
心理学・マーケティング
マジレスで、Twitterのフォロワー数とか投稿のインプレッション増やすには、 怪しい有料note買うよりこの本読んだ方がいいって、怪しいインフルエンサーのDaigoが言ってたよ.
(実際、私もこの本はよく読み返してSNS運用時の参考にしています.有益)
あと、Daigoが推してる怪しい本の中でもこれは読んでも良いかも. 営業や商談にもまあ割と使えるノウハウが載ってる. ただ、本書の内容は有名すぎるので、ある程度勉強してる人だとバレるのが注意点で、逆にテクニックで騙そうとしてきてる人や広告を見抜きやすくなる.心理学系の書籍は、大体がこの影響力の武器の焼き回しに近いので、心理学やマーケティングを学びたい人は、まずはこれを読むことを推奨.
ビジネス英会話
SUITSのハーヴィーに憧れてビジネス英語を勉強した時に役に立った本置いておきます. 受験やTOEIC的な文法ではなく、ネイティブとの英会話で使える表現が学べるのが便利. グローバルPJにアサインされてる同僚もこれ読んで勉強してたので、使えると思います.
タスク管理・セルフマネジメント
【マイクロマネジメントされない為にリモート環境で実践してること5選】 ①チャットの連絡には即レス
②日次で自分から進捗報告を送る
③全体のタスクスケジュールとレビュー会議枠を初日に抑える
④リスクや課題が出たら即連携&相談
⑤日程調整は最優先で実施
(当たり前の内容すぎた...)
とりあえずこれ読んで、最小の工数で、上司と顧客から最大の信頼を得られるよう一緒に特訓しましょう.
起業・ビジネスのモチベが湧き出る本
好きな起業家というか、本を読むと圧倒的にモチベが湧いて、ワクワクしてくるのはサイバーエージェントの藤田さんよなあ.
起業しようと思って一番最初に読み込んだのはこの本. 藤田さんの起業初期から成功までのストーリーが臨場感バリバリで語られてて、読み物としても面白いよね.
(番外編)外資コンサルが愛用するマウス・トラックボール
この玉が使ってみたら意外と便利で、気付いたらこの呼び鈴が無いと不安になるくらいハマってしまったよね..コンサルはマウス使わないとか言われてるけど、Excelはともかく、スライド作成ではマウス使う人多いし速いと思う.
私の愛用はこの青い奴(とにかく安い)
信頼されるコンサルタントになるために読んでおきたい本
コンサルの最終面接官のパートナーにオススメされた本. 社内での昇進の為のテクニック論ではなく、クライアントに必要とされるプロになる為の要素が記されている本. まだまだ道半ばだけど、この本に出会って目指すコンサル像を定められたからこそ、今の自分があると思う.
スタートアップ起業におけるファイナンスの教科書
起業家がVCに潰されたnote見たけど、スタートアップやろうとすると本当に怪しいおじさん達が色んなこと言ってくるから、リテラシーの低い状態で資金調達して起業するのは自殺行為に近いなと自分も感じた. ある程度ベンチャー村に入りこんで、相手のリファレンスを取れる状態にしておくのが吉だと思う.
自分は色々勉強して考えた結果、調達して起業という選択をしなかったけど、相談した調達済みの起業家や信頼できるVCの方が口を揃えて、"これだけは読んどけ"とオススメしてたファイナンス本2冊貼っときます. 将来、起業やCFO職に興味ある方はぜひ.
プロダクトマネジメントの定番本
コンサルを辞めて、自社プロダクトを作って起業しようとした時に凄く勉強になった本. コンサルでは"プロジェクト管理"は学べるけど、"プロダクト"を0から作ってグロースさせる知見は身に付かない. 事業会社や起業に興味がある人は、一読しておくとイメージが湧くと思う.
キャリア・人生設計を考える上で20代のうちに読みたい本
営業からコンサルに転職して、死ぬまで食っていける手に職をつけようと決意した本. 曖昧にVaundy聞きながらジントニック飲んでる若者に一読を勧めたい.
PowerPoint・スライド作成の教科書
スライド関連の本少なくとも5冊は読んだんですけど、個人的にあまり為にならず、実務で書かないと勉強にならなかった. 現場で、上司や同僚のスライドを真似してエッセンスを掴むのが現状最適解だと感じてます. (人によりお作法も違うので、その場のやり方を習う方が無駄も無いです)
ただ、私は就活の短期インターンに行きまくって元々スライド作成経験が多かったから、あまり新しい学びが無かったのかなとも思った. PPT初学者で、インターンの発表に備えた勉強や、学生時代PPT経験が少ない社会人は、この本で基本作法を抑えても良いかも.
就活生・新卒向けのコンサル鉄板の思考本
暇な新卒やコンサルに興味ある就活生は、とりあえず内田先生の本は読んだ方が良い. 根本である頭の使い方を理解せずにケースやフェルミ対策だけ進めて、フレームワーク頼りになって空回りしてる就活生はよく見かけるので.
スタートアップ起業を試みた時に最初に読む本
スタートアップ立ち上げから永続している大企業まで存続するメソッドが書かれている本. 日本の起業本だと、体験記みたいな浅い事しか書いてない本も多いので、まずは原点であるこの本を読みましょう.ビジョナリーシリーズはこれ一冊読めばok.
仕事やキャリアで悩んだ時に立ち返りたい本
新卒が激務&パワハラ文化だったので、多少キツくても耐えれると思い込んでたけど、普通に胃は痛くなるし、布団から起き上がれない日もある.
「ガンガンいこうぜ」的働き方だけじゃなくて「いのちだいじに」を使いこなせないと、社会は生き残れない.
ドラクエと違って、心にザオラルは使えないので.
仕事やキャリアで悩んだ時は、USJ建て直しの天才マーケター森岡さんを読み返してる.
熱い言葉で語られているので、失敗した時や辛い時に勇気付けられるのと、キャリアの方向性・適職の見つけ方についても語られていて、就活生やキャリアに悩んでる人におススメ.
自己分析や思考速度に悩む全就活生へのオススメ本
ベンチャーのサマーインターンのGD選考を初めて受けた時に、ボコボコにされて以来読んで実践してた本. 思考速度が速くなるし、自己分析にも使えるし、就活生に是非読んでほしい一冊. 商社は全滅したけど、KEYENCEは内定貰えるくらいには成長できた.
【資格】ITパスポート/簿記3級の内容はこれ一冊でOK
コンサルの面接で資格の有無を聞かれるケースはほぼ無いので、基本不要派. 基本情報/応用情報や簿記二級は、合格を目指すと意外と時間がかかるから、その領域を深めたい人が取れば良いと思う. ただ、ITや会計知識は一定必要で、ITパスポートと簿記3級の内容は、資格は取らないにせよ理解してないとコンサルに入社してからパフォーマンスを出すのは厳しい.
ITパスポートと簿記3級の内容理解については、とりあえずこれをやっておけばOK. イラスト付きで初学者向きなので、 業界に居て理解している中級者は別の本で良いと思う.
以上.
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