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一人旅記録② 弾丸青森旅行1日目

 1年前。宮城に住むのは半年と決まっていたので、とにかく東北を巡ろうと模索していたあの頃。明日からの予定が何もないことに気づいた9月の3連休の前日。母からとても良かったと聞いてからずっと行きたかったけど億劫になって行けていなかった下北半島旅行を決行することにした!

(時間は参考程度に)


1日目朝 7:30 意気込み十分な朝

 意気込み十分ではあった当日朝、JRの駅員さんに下北半島までのチケットをお願いしたところ、その時間の新幹線は満席だとのこと。しかし、車の運転に自信のない私は、新幹線と在来線とバスを駆使して下北半島を巡る必要があったため、この新幹線にどうしても乗る必要があったのだ!困っていると、駅員さんから神の助言、「立ち席はありますよ」で無事旅をスタートすることができた。

まさかの満席多い!東北に行く人ってそんなにいるんだ…舐めてた….
初!立ち席!予約はお早めに。東北新幹線ってなんか指定席しかない系多いよね、なんで?
新幹線まで少し時間があったので、仙台駅”社の香り”にてモーニング¥750-

8:05→9:21 新幹線で仙台→八戸

 とりあえず、新幹線に乗り込む。この日は私がいた車両と車両の間のところだけで3人程度立ち席フレンズがいた。まあ1時間程度なので割と余裕に立ってられたのは若いうちに旅行する強さだと思った。

9:30→11:07 八戸→下北 青い森鉄道快速しもきた

 さてこれに乗らねばならぬのです、な青い森鉄道(これを逃すと次発は….)。そのままを伝えている可愛いキャラクターに迎えられ、電車に乗り込む。スマホの充電を大切にするため、極力機内モードで過ごした。新幹線より長い時間揺られる。

駅がレトロで可愛い感じで心躍った 自転車で巡るの憧れる

11:20→11:58 下北→恐山 バス(下北交通 恐山線)

 下北駅の目の前のバス停から、恐山行きのバスに乗り込む。このバス、普通のバスなのに、中で観光案内のアナウンスが流れている(席のせいなのか、ちょっと聞き取りにくくて残念、でも結構しっかり案内してくれる)。

バスが途中で止まってくれた 美味しいお水が汲めるスポット
さっきまでは見たことのある山の景色だったのに、、異世界に紛れ込んでしまった気持ち。

12:00〜15:55 恐山観光

 帰りのバスの時間を確認し、13:05は早いな〜と思い、ちょっとまったり観光し次発のバスで帰ることに決めた。まっすぐと伸びた道の先にある門が堂々としていて、ドキドキした。
 中は広い。一通り観光した後、御朱印?の場所を見つけお願いしてもう一周(時間制で預けて..のスタイルなので着いたらすぐ行くことをおすすめ、結構待ち時間あった。私は13:30に預けて15:00回収みたいな感じだった気がする)
 刺激的なお風呂に入り、休憩に寄った建物の中でイタコさんに出会い、なんだか貴重な体験をしているんだなと実感。

圧倒的迫力となんとも言い難い心地よさと少し怖い感じ
清々しい空 土の色も色々。ポコポコとガスが出ている水たまりもあった。
吸い込まれそうな海
お風呂もあった!入れるけど長風呂は× 酸性・含硫黄-ナトリウム塩化物泉[硫化水素型]らしい 中にある温泉分析書に色々書いてあってちょっと怖い気持ちにもなった

15:55→16:20 恐山→下北

 しっかり満喫できたため、帰りのバスに乗り込む。行きに一緒のバスで来た人たちもいて、皆割とまったり観光したんだな〜と。車で来ていたら1時間くらい早く帰っていただろうなと思う。

バスまで時間があったのでバスの休憩?でまったり 誰もいない広い空間で寝れた

17:10→19:00 下北→大間のお宿

 本日の夜はというと、次の日にマグロを食べるという目的があるため、大間のお宿。

スマホの充電が危機だったので近くのスーパーのイートインにて拝借。抹茶オレがほぼ水で面白かった。ドリンクの機械に困ったいる私に話しかけてくれた店員さんとても良い雰囲気でほっこりした。
下北を一つ一つ丁寧に走るバス。地元の人しかいない。長距離ずっと乗っているのは私だけ。
夕日が綺麗。街中や海沿い、、下北の景色を存分に楽しんだ。

1日目夜 お宿でまったり

 病院前?のバス停で降りたときには辺りは真っ暗。1人で歩くのは怖い道を進むと看板を発見。前日に奇跡的に取れた感謝の宿、大間温泉に到着!温泉もとても良くて、サウナもあった(はず)し、ご飯も美味しかったし、1日のあれこれを振り返りながら沁みる夜を過ごすことができた!

19:00頃到着 到着が遅かったのでフロントの方から電話があったありがとうごめん〜〜
温泉のゲームコーナの端の仕切りの裏にあるこちらが本日の宿と知りびっくり
中は広々 結構いい感じ 
ああああ〜〜〜〜お昼食べてなかったこともあるが単純に美味しすぎて沁みた〜〜〜〜
ビールも頼んじゃった〜〜〜

1日目まとめ

 ほとんど移動に費やしていて1人だったもんで誰かと談笑するみたいな過ごし方じゃなかったので、暇かと思われるかも知れない。しかし、車窓から普段とは同じようで少し違うような街並みを眺めたり、地元の人たちの会話を盗み聞きしたりしてると国内ではあるんだけれど国外に1人迷い込んだような新鮮な気持ちになって、普段何気なく過ごしていて気にならなかったことや自分の気持ちに気づける素敵な時間であった。
 恐山は壮大で居心地の良さと悪さを兼ね備えた不思議な気持ちにさせられる場所で、東北史上一番来て良かったと思う場所であった。

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