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セルライトを減らしたい!

セルライトとは、肥大化した脂肪細胞のことで二の腕や太もも、お腹、お尻などに多く見られ、皮膚のすぐ真下にある皮下組織と呼ばれる場所で作られ、蓄積される原因には、さまざまなことが考えられます。

地球には重力があり、人間は四足歩行から二足歩行に進化した動物です。
重力が働く地球上では、病気で20日間入院して歩いたり、立ったりできないと脚は3分の1の筋力が減少してやせ細ってしまい、セルライトの量も変化します。

また、捻挫や脚のケガで片足をかばって歩くと、ケガをしていないもう片方の脚が上半身の重みを支えて太くなったり、歪んだりしてしまいます。
また、幼少の頃からのケガや生活習慣、カラダの使い方のクセ(座り方・立ち方・歩き方)で脚が歪み、左右の脚の太さや脚の長さが違ってきてしまい、筋肉やセルライトの量も左右で違ってしまいます。

脚の左右の長さの違いは骨盤の左右の高さに連動し、上半身の肩の左右の高さにも影響してしまいす。
体の全身や一部の関節や筋肉がズレたり曲がったり歪んだりすると、血液やリンパの流れが悪くなり代謝が落ち、脂肪(セルライト)が蓄積されやすい体に変わってしまいます。
女性は男性よりも皮下脂肪が多く、セルライトができやすい女性のカラダは女性ホルモンバランスの影響を受けやすいため、男性に比べ筋肉量が少なく、セルライトが蓄積されやすいしくみになっています。
無理なダイエットや乱れた食生活を続けていると、代謝が低下し年齢とともに運動量が減ると、血液やリンパ液の流れが悪くなるためセルライトがさらにできやすいカラダになります。

セルライトができる原因には、脂質の摂り過ぎや栄養に偏りがある食生活を続ける食生活の乱れや、血液の流れが悪くなる冷え、運動不足によるむくみ、代謝の低下などが挙げられます。
また、遺伝的要因、ホルモンの変化、ストレス、昼夜逆転や睡眠不足などカラダの不調をきたすような生活習慣は自律神経の乱れを引き起こし、代謝が低下する為、老廃物が排出しにくいカラダになり、セルライトが増える原因になります。

運動することは、筋肉の伸縮を促し血流やリンパの流れを良くし、カラダに蓄積されている老廃物を排出する働きがあります。
筋力が低下すると関節も詰まりやすく、基礎代謝も低く血流も悪くなるため体中の体液の流れを妨げ、基礎代謝も低くなり、更に脂肪が溜まりやすい体になります。

また、喫煙はタバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ血流を悪くし、肺の働きも阻害するため個人差がありますが、脂肪体質になる場合も考えられます。

セルライト(コラーゲンで固められてしまった球状のぶどうの実のような特殊な脂肪)は増えやすく、ぶどうのように張りめぐらされた血管を圧迫し、血行を悪くします。
男性より多く蓄積されている女性の脂肪はバストとお尻にほどよく貯蔵されていますが、余分なセルライトは二の腕、背中、太ももに分散して付きやすく特に骨盤回りのお腹や腰回りに加齢と共に蓄積されやすくなります。

女性は男性に比べ骨盤が歪みやすくできているため、上半身の重さが骨盤に負荷をかけやすくなり、骨盤回りに腰ベルトの役目をするセルライトが蓄積されやすいしくみなっています。

セルライトができる原因の一つにむくみがありますが、
むくみはリンパ液が皮膚の皮下組織に多量にたまった状態をいい、顔がむくむ場合は、循環機能型のむくみで肝臓、腎臓が弱い人が多く、低血圧の人も多いようです。
むくみができやすい原因は、血管のそばにできるセルライトの増加によってリンパの流れが滞る事で起こります。リンパの流れが滞ると、カラダの老廃物の排出を阻害することになり、代謝が落ち、更にセルライトを増やす負のスパイラルが始まります。

また、むくみは無理なダイエットによってアルブミン(体内の水分を調整する役割をする)の生成が少なくなり、水分過多になっている場合も考えられます。
皮下組織内で毛細血管やリンパが本来の機能を果たしていれば、むくみません。
地球上に重力があることを忘れて、上半身の重みが下半身にかかることを無視した長時間の無理な運動で鍛えることは歪みの原因になり、脳がストレスを感じる場合もあり、運動していてもセルライトが増えることも考えられます。
余分なセルライトはダイエットや美容に対する意識が強い人々にとって、悩みの一つのようですが、最近ではケガや病気で患っている人にとっては手術に耐えるために必要なカラダのしくみだと知られるようになりました。

セルライト除去は、女性は特に生理と関係があるので、自分の体質に合わせて「気持ち良く、楽しく」体を動かす筋肉づくりがベストで、無理な運動で体脂肪を急激に減らすことは生理不順や無月経の原因になるためオススメできません。


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