ツイッターはバカ発見器
ツイッターで、松井孝治という御仁が、こんなツイートをしている。
私は2003年頃からお二人の相性は実は良いのでは?と思ってきました。ともにプラグマティストだし、何となく本郷法科へのルサ…じゃなかった、反発心を感じます。小沢先生の法制局長官の国会排除へのこだわり、法制担当相への枝野さん起用は完璧に繋がってます。勿論間違いですが、他にやりよう無かった
彼の経歴は、Wikipediaによれば以下のとおり。鳩山内閣の際、内閣官房副長官という要職を務めている。
日本の中枢を動かす職を経験した人が、ここまで自意識過剰で恥知らずなことを、誰が見ているかわからないツイッターに投稿している。彼のわきの甘さというか幼稚さに驚いた。天を仰いだ。特に、小沢一郎さんをわざわざ小沢先生としているところに、小沢さんへのルサンチマンの根深さを感じる。男の嫉妬ほど醜いものはないとはよく言ったものだ。政治家をすでに辞めているのだから、小沢さんを先生と呼ぶ必要はもうない。
彼は、現在大学教授になっている。どんなことを、学生に教えているのだろうか?自分の経歴に関する自慢話ばかりして、学生はうんざりしているのではないか。
ところで、この御仁、今年で60歳だ。60になっても、東大を卒業したことが、他人に対する優越感のよりどころなのか?本当にくだらない人だ。東大出の無能なサラリーマンが、自分を叱責した日大出身の上司への恨みつらみをツイートをするのと大して変わりない。また、安積という政治記者が、政治家同士の好悪の感情をもとにして、政治評論を書き散らかしていることにもあきれた。かつて、丸山眞男が日本の新聞社の政治部は正しくは政界部と呼ぶのがふさわしいと指摘したのを思い出した。
ツイッターはバカ発見器とは、よく言ったものだ。
もう一例取り上げる。
鈴木寛という御仁がいる。松井氏と類似した経歴を有している方だ。
昨年、大学入試共通テストへの英語民間試験と記述式問題の導入に際して、ベネッセとの利害関係が取りざたされた、文部科学省側の当事者だ。
また、民主党政権時、彼は文部科学副大臣になったことがある。福島原発事故以降、子どもの被爆限度が年間1ミリシーベルトであったのが、20ミリまで引き上げた際の担当者は、鈴木氏だった。
この御仁について、面白いやり取りを、ツイッターでかつて見かけたことがあるので、紹介する。
5年前のやり取りだが、読み返してみると実に興味深い。
特に、伊東乾氏のこのツイートを、読んでもらいたい。
鈴木寛さんは政策マンとして世界第一級の能力を持つ人です それが生かせない日本社会がバカというか、幼稚、精神年齢が低いのです。そういう公衆である事を恥じねばなりません。
政策マンとして世界第一級の能力を持っている、と伊東氏は当時断言されていた。これを見た時、20ミリシーベルトのことを私も知っていたので、唖然とした。さらに、昨年の薄汚い政策だ。2020年の今、思うところを伊東氏に聞いてみたい。
結論としていえるのは、松井・鈴木両氏、そして伊東という御仁の方が、バカというか、幼稚、精神年齢が低いのだ。
こういう連中が官僚・政治家・大学教授としてのさばっている事を、日本人は知らなくてはいけない。また、怒り、恥じねばならない。
最後になるが、松井・鈴木両氏に代表される、日本の「エリート」たちの、他人に対する思い上がり意識とその裏返しである他者への病的な劣等感や嫉妬心は、精神分析学の格好のケーススタディになると思った。
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