真夏の自然農畑(荒地か楽園か?)
今年の春から、自然農っぽいことをしています。
もともと、我が家は兼業米農家でした。
でも、私が夫と結婚する前に、米作りを担っていた義父が亡くなってしまったので、その後、田んぼは、人にお願いして米を作ってもらったり、畑にして(無料で)貸したりしていました。
それが、今年、いろいろな事情が重なって、私が元々田んぼだったその畑をお世話することになりました。
その前から、コンポストを通して「土って面白い!」ということに目覚めていたので、「土に向き合うタイミングなんだろな」と思いました。
それで、たいへんなことは想像できたけれど、なんかさっぱりと
「私がやるよー」と言ってしまったのが正直なところです。
ということで、ここでは、まるっきりの素人、かつ非力な50代女が、”土の神秘”を体験すべく自然農っぽいことをやってみた記録をつづってみようと思います。
さて、今日は8月8日。
朝から畑に行ってきました。
草、すごすぎる。
暑くて、あまり行けないので、草刈りは到底追いつかず、みっしりと草に覆われている畑です。
広い畑に1本だけ作った畝を見失いそうな勢い。
いろいろと作物は植えているけれど、草と虫の勢いに負けて、ほとんど食べられるものはできていません。
かろうじてサツマイモはまだ生きている(でも、虫食いあり)。
モロヘイヤは強いんですね。これだけは虫が食べていません。
無農薬・無肥料、スタートして半年の自然農の畑、
予想通りの姿です。
(思ったより草の勢いは強いけど...)
野菜って簡単に作れるものではないって言うのがよくわかります。
農家さんたちに感謝しなくては。
周りへの影響があるので、お盆休みには家族をかり出して、一気に草刈をしなくてはなりません。
自然農では、草や虫を敵としないというのが原則です。
農薬を使わず、肥料も入れないこの畑は、雑草と呼ばれる植物たちや虫などの生き物は住みやすいでしょう。
その輪の中に、私自身や私が持ち込む野菜たちも、何とかうまいこと入れたらよいな、と、そんな願いを持っています。
そんなに甘くないでしょうけど。
とりあえず、今は、「来年は良い土になれ~」と願いつつ、
草を刈ってはその場に敷くことに励みます。