本当の自分と偽りの自分
『本当の自分』
この言葉の答えを探して、
人は悩み、迷い続けることがある。
そもそも、その思考こそが、
『偽りの自分』であると気づかずに…。
〝思考〟は、
『本当の自分』とは真逆のものである。
むしろ、
『本当の自分』を目覚めさせたくない。
目覚めさせないために、日々活動している。
『思考が邪魔をする』
この言葉の意味がそれであって、
自分が目覚めないように誘導しているのだ。
ならば、
『本当の自分』って何だろう?
その答えは〝感情〟である。
〝感情〟こそが、『本当の自分』なんだ。
感じるままに生きることが、
楽を生み、幸せに繋がることを、
知っているはずなのに、人は忘れている。
いつからか…。いつの日からか…。
感情に蓋をして、
思考が導く答えが正解だと誤解して、
違和感を感じながら生きることを選択する。
『偽りの自分』と『本当の自分』
この両者の間に生まれたギャップ。
それこそが〝違和感〟の正体なのだ。
〝思考〟は基本的にネガティブなもの。
『ポジティブ思考』という言葉も、
本当のところは存在しなくて、
俗に言う『ポジティブ思考な人』というのは、
ポジティブな〝感情〟をキャッチできている人のことに過ぎない。
思考に支配されている人が多い中、
感情が思考をコントロールできている。
それが、
『ポジティブ思考』の真の意味である。
〝感情〟が現実を創り出す。
だけど、
〝感情〟を〝思考〟で上塗りすると、
その〝思考〟が現実を創り出してしまう。
わかりやすく言うと、
『でも…』
『だって…』
『どうせ…』
これらの後に続く思考がね。
これが、
『偽りの自分』を生きている状態。
【喜怒哀楽】
感情にもいろいろあるけれど、
どれが良いとか悪いとかは存在しない。
その感情を受け入れて、
〝気づき〟を得ていけばいい。
それが〝魂の成長〟なんだから。
『本当の自分』を生きたいのなら、
ただ感情を受け入れることを意識することだ。
〝感情〟こそが、
心の声であり、魂の声であり、
『本当の自分』そのものなのだから。
さあ、目覚めよう。
君にとって必要な時に…。君にとって必要なタイミングで…。